米国、ベネズエラの仮想通貨「ペトロ」発行に難色示す
経済危機を迎えるベネズエラ政府が、独自の仮想通貨「ペトロ」を発行したことで話題になっている。それに対して先月19日、制裁措置に当たる米国の上院議員2人が同計画を避難し、財務長官宛てに米国政府の対応を問う内容の書簡を送ったことをご存知だろうか。
経済危機を迎えるベネズエラ政府が、独自の仮想通貨「ペトロ」を発行したことで話題になっている。それに対して先月19日、制裁措置に当たる米国の上院議員2人が同計画を避難し、財務長官宛てに米国政府の対応を問う内容の書簡を送ったことをご存知だろうか。
EUの金融規制当局であるESA(欧州監督機関)は12日、欧州の消費者に向けて仮想通貨は「価格バブルの明確な兆候」を示す非常にハイリスクな資産だと警告する声明を発表した。ESAはESMA(欧州証券市場監督局)、EBA(欧州銀行監督局)、EIOPA(欧州保険・企業年金監督局)の3者から構成される組織だ。
近年ビットコインが一躍有名になったが、誰もがその状況を歓迎しているわけではない。ビットコイン人気が法定通貨の評価に及ぼす影響を懸念してか、介入に乗り出す政府が現れ始めている。howmuch.netでは、2018年1月時点での各国のビットコインに対する対応状況を、色分けした地図を用いて示している。
ビットコイン市場は、2月1日にインド国会での予算演説の中で行われたArun Jaitley財務相の仮想通貨に関する新たな規制のコメントに敏感に反応した。
巨額の仮想通貨資金が流出したコインチェックの立ち入り捜査を始め、全仮想通貨取引所にリスク管理体制などに関する報告徴求命令を出した金融庁が、2日にコインチェックと同じく金融庁の審査待ちの15社を「みなし仮想通貨交換業者」として公表した。
米国の2大金融規制当局が、今月6日に仮想通貨に関する公聴会を開催すると発表した。SEC(米国証券取引委員会)のジェイ・クレイトン委員長とCFTC(米商品先物取引委員会)のクリストファー・ジャンカルロ委員長が会談し、市場規模を拡大していく仮想通貨をめぐる詐欺リスクや、ICOへの規制について説明する見通しである。
ロシア最大の国有銀行ズベルバンクが、スイスの子会社であるズベルバンク・スイスランドAGに仮想通貨取引所を立ち上げることを発表した。同行の国際市場主任であるアンドレイ・シェメトフ氏によると、ロシア国内では仮想通貨の取引が規制されているため、現時点で仮想通貨を合法で取引が可能なスイスへの展開を選んだという。
韓国当局は22日、国内にある仮想通貨から法人所得税と地方税の合計24.2%を徴収すると発表した。韓国最大の取引所であるビッサム(Bithumb)に関しては、2017年には約330億円の収益を得たと試算されており、そのなかで少なくとも60億円は徴税される可能性がある。
法的機関向けのブロックチェーン分析ツールを提供する英国企業Ellipticは、ビットコインを使ったマネーロンダリングなど不正取引の傾向を探る調査のなかで、ビットコインによる不正取引の確率は全体の取引の1%以下だということを明らかにした。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)のJoachim Wuermeling理事は、現在中国や韓国、中東各国が進める仮想通貨規制の動きを受けて、仮想通貨の取り締まりを国ごとではなく国際的にルールを決めて行うべきだとの考えを示した。15日のロイター通信の報道によると、国独自のルールでは限定的で、国境をもたない現象である仮想通貨を取り締まるのは難しいためだという。
中国が、昨年のICO廃止や仮想通貨取引所の閉鎖に引き続き、ビットコインをはじめとした仮想通貨の取り締まりを強化している。今度は集中型取引を可能にするオンラインプラットフォームやモバイルアプリへの国内からのアクセスを禁止する計画だと複数メディアが報じた。
エジプトのイスラム教最高指導者シャウキー・アラム師が、仮想通貨の中で最大市場規模をもつビットコインの取引を「イスラム教義に反する」として禁じる宗教令を出したことがわかった。宗教令は法律としての拘束力は持たないが、法的な解釈としてイスラム教圏で遵守されるものだ。
インドネシアの中央銀行は、13日に公式プレスリリース内で、ビットコインをはじめとする仮想通貨の売買や取引を認めないとする声明を発表した。中国や中東各国と同じく、正式に禁止するわけではないものの仮想通貨に対しては厳格な姿勢をとるようだ。
ウクライナ当局は11日、政府や中央銀行からなる仮想通貨規制のためのワーキンググループを結成した。グループはウクライナ国内の仮想通貨市場を監査し、取引に伴う所得税を徴収する予定だ。
中国人民銀行は、マイニングによる大量の電力消費を行う企業への課税や電力規制などによって事業から徐々に撤退させ、自治体の秩序を保つように地方当局に呼びかけている。そして毎月10日には、地方当局に電気代、土地代、税収、環境保護などの措置に関しての報告を求めることで規制状況の把握をする予定だ。
経済成長が著しい中国の中央銀行(中国人民銀行)は、今月3日に開かれた非公開の会合で、地方当局にビットコインマイニングのための電力供給を規制する指示を出し、マイニングの規模を段階的に縮小する計画を明らかにしたと複数メディアが報じている。
一般社団法人日本仮想通貨事業者協会(以下、仮想通貨協会)は12月8日、ICOマーケットの健全な発展と投資家保護を目的とした対応指針「イニシャル・コイン・オファリングへの対応について」を公表した。
不動産市場はこれまで、1990年前後のバブル崩壊、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災と何度も急落場面を経験してきています。この記事では、過去の不動産投資市場の動きを学ぶことで、不動産投資を始めるタイミングやポイントについて考えていきたいと思います。