CATEGORY 新着記事

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

欧州、7千億円超投じてネットゼロ技術、EV電池セル、クリーン水素など推進。イノベーション基金活用

欧州委員会(EC)は12月3日、ネットゼロ技術や電気自動車(EV)用電池セル、クリーン水素といった脱炭素技術の欧州での展開を加速させるべく、46億ユーロ(約7,200億円)を投資する計画を発表した。欧州連合(EU)の排出権取引制度(EU ETS)からの収益を資金源とするイノベーション基金を活用する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ミロバとBNPパリバAM、320億円投じて仏再エネArkolia株の過半数取得。分散型エネルギー発電推進

ESG(環境・社会・ガバナンス)に特化した運用会社ミロバとBNPパリバ・アセット・マネジメント(BNPパリバAM)は11月27日、フランスの再生可能エネルギー開発企業Arkolia株の過半数を取得したと発表した。2億ユーロ超(約320億円)を投じる。

ソーシャルレンディングコラム

「新たな投資機会を創出し、きれいな建物を造って街に還元する」累計投資額822億円突破、不動産CF業界トップLAETOLI【代表インタビュー】

多くの不動産クラウドファンディングサービスが提供されていますが、中でもCOZUCHI(コヅチ)は累計投資額822億円を突破し、2024年11月時点で業界トップクラスの実績を上げています。そこで本記事では、同社代表取締役の「武藤 弥(むとう わたる)氏)」にインタビューを実施し、これまでCOZUCHIが上場していなかった理由、目指す未来、これから新たに挑戦したいプロジェクトアイディアなど、様々な観点から深くお話いただきました。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

スウェーデン鉄鋼SSAB、アマゾン傘下AWSと提携。データセンター向けに化石燃料フリー鋼供給へ

スウェーデン鉄鋼大手SSABは11月26日、アマゾン・ドット・コム傘下でクラウドコンピューティング事業を手掛ける米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)との提携を発表した(*1)。スウェーデンに新設するデータセンター向けに化石燃料を使用しない鋼材を供給すると発表した。

ESG投資コラム

データセンター液体冷却技術とは?サステナブルなデータセンター・インフラ整備のカギを握る最新技術を解説

データの処理・通信・保存などを行うデータセンターは、現代社会に欠かせないデジタル・インフラです。しかし、近年はAI(人工知能)やビッグデータを筆頭とする先端技術の台頭により、大量の高性能プロセッサをフル稼働させるために必要な電力・水の使用量がさらに増加するなど、需要拡大に伴う環境への影響やコスト増加が重要課題となっています。このような中、データセンターの省エネ・節水、エネルギー効率の向上、環境に優しい運用、コストの調和を目指す取り組みとして、「液体冷却技術」が注目を集めています。本稿では、持続可能なデータセンター・インフラ整備のカギを握る次世代液体冷却技術と、欧米スタートアップの取り組みをレポートします。

ESG投資コラム

家庭・キャリアの両立の課題を解決するには?ワーク・ライフ・バランスを改善する海外スタートアップの取り組みを紹介

家事・育児・介護といった無償のケアワーク(Unpaid Care Work:UCW)は人と社会の幸福、そして経済発展の基盤を築く重要要素です。その経済価値は世界のハイテク産業の3倍以上に値する、年間10兆ドル(約1,542兆2,943億円)以上と推定されています。ところが、世界中でジェンダー・イクオリティ(男女平等)が推進され、働く女性や家事・育児に協力的な男性が増えている一方で、総体的な負担はまだまだ女性の方が大きく、賃金格差や雇用機会の減少、ストレスの蓄積、生活の質の低下など、女性の生活の質に広範囲な影響を及ぼしていることが数々の調査結果が報告されています。本稿では、女性のワーク・ライフ・バランスの現状と課題、そして女性の家庭とキャリアの両立を支援する海外スタートアップの取り組みをレポートします。

ESG投資コラム

サステナビリティ投資の参考になるツールは?投資のプロが統合報告書やESG格付けを解説

株式市場においては、機関投資家がE(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)を、投資先を選ぶ際の要素に取り入れる傾向にあります。企業のESGの取組みを記載する統合報告書は、日経平均225構成銘柄ではすでに約92%に相当する208社が発行しています。本稿では投資のプロである筆者が、企業のESGへの取組みをチェックする際に便利な、統合報告書などのサステナビリティツールを紹介します。

ESG投資コラム

2025年のインパクト投資市場トレンドは?スタートアップとVCの新たな可能性を解説

過去最大の資金流入を記録した2021年をピークに、インパクト・スタートアップ(事業の中核として1つ以上のSDGsに取り組んでいる新興企業)への投資は世界的に低迷しており、2024年は前年に比べて4分の1以上減少すると予想されています。しかしその一方で、今後の期待材料となる新たな動きも見られます。本稿では2024年のベンチャーキャピタル(VC)動向から、2025年のインパクト・スタートアップの投資トレンドを予想します。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

積水ハウス、「循環する家」でサーキュラーエコノミーの概念を住宅業界に本格導入

積水ハウス株式会社は12月4日、住宅業界におけるサーキュラーエコノミー移行を目指すアクションとして「家がまた誰かの家に生まれ変わる『循環する家』Circular Design from House to House」と題した宣言を打ち出した。

Web3コラム

暗号資産を活用した新しい寄付プラットフォーム「The Giving Block」とは?仕組みと展望を解説

近年、暗号資産市場の拡大に伴い、新しい寄付の形として暗号資産による寄付が注目を集めています。その中心的なプラットフォームとして台頭しているのが、The Giving Blockです。この記事では、このプラットフォームの概要と、その取り組みについて解説します。