TAG 脱炭素

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

マイクロソフト、初の木材使用したハイパースケールDC建設。CO2多排出の鉄鋼やコンクリート代替

米マイクロソフトは10月31日、二酸化炭素(CO2)排出の主な原因である鉄鋼やコンクリートの使用量を大幅に削減するために、超軽量かつ超強度の木材を使用した初のデータセンターを建設していると発表した。同社によると、米国においてエンジニアードウッドのハイパースケールデータセンターとしては最初の事例になる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ヌビーンとレオン・キャピタル、不動産サステナコンサルLongevity Partnersに戦略的投資。建築領域のソリューション革新を推進

ヌビーンのプライベート・エクイティ・インパクト・チームとレオン・キャピタルは10月30日、不動産領域のサステナビリティ・コンサルティングを手掛けるLongevity Partnersに戦略的投資を実施した。レオンとヌビーンのプライベート・エクイティ・インパクト・チームが協働することで、Longevity Partnersのグローバルな継続的な成長を加速させるとともに、建物環境における持続可能性ソリューションのさらなる革新を推進させる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

英国、CCSクラスターに25年間で最大4.3兆円拠出。年850万トン超のCO2除去・貯留可能に

英国政府は10月4日、イングランド北西部と北東部の2か所の炭素回収・貯留(CCS)クラスターに25年間で最大217億ポンド(約4兆3,000億円)を拠出すると発表した。約400万台の自動車の排出量に相当する年間850万トン超の二酸化炭素(CO2)除去・貯留できる見込みであり、2050年のネットゼロ達成に向けた取り組みを加速させる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

モルガン・スタンレー、脱炭素特化プライベートエクイティファンドで1,100億円調達。50年までに1ギガトンのCO2排出回避目指す

モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント(MSIM)は9月30日、脱炭素特化のプライベートエクイティファンド「1GT climate private equity fund」の最終クローズで7億5,000万ドル(約1,100億円)を調達したと発表した。同ファンドでの投資を通じて、2050年までに二酸化炭素換算(CO2e)で1ギガトン(10億トン)の排出回避・削減を目指す。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

TPGとGIC、1.1兆円で建物エネルギー管理Techem買収へ。建築分野の脱炭素化とデジタル化推進

気候変動対策に特化したファンドであるTPGライズ・クライメートとシンガポールの政府系ファンドGICは10月1日、独建物エネルギー管理Techemを買収することで合意したと発表した。同社の買収を通じて、建築分野の脱炭素化とデジタル化を推進する。

ESG投資コラム

トランジション・ファイナンスの現状と課題は?世界の動向とカーボンニュートラルに向けた最新事例も紹介

生産・エネルギー・輸送などの脱炭素化のためには、巨額な投資が必要であり、トランジション・ファイナンスはカーボンニュートラル実現のための重要な役割を果たします。日本政府は2024年2月に世界初のトランジションボンド「GX経済移行債」を発行予定で、これに続く他国の動向が注目されているなか、本記事では、現状と課題を分析します。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

Holocene、グーグルと過去最低のトンあたり100ドルで10万トンのDACオフテイク契約を締結。30年初頭までにクレジット供給へ

直接空気回収(DAC)スタートアップHoloceneは9月10日、米アルファベット傘下グーグルと、過去最低水準となるトンあたり100ドルで10万トンの二酸化炭素(CO2)を回収・除去するオフテイク契約を締結した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

超小型原子力発電所ラスト・エナジー、シリーズBで59億円調達。26年にマイクロリアクター稼働目指す

超小型原子力発電所の開発を手掛けるラスト・エナジー(Last Energy)は8月29日、シリーズB(資金調達ラウンド)で4,000万ドル(約59億円)を調達したと発表した。調達資金を元手にチームを拡大してプロジェクト開発に投資し、2026年の稼働を目指す最初のマイクロリアクターの導入を目指す。

ESG投資コラム

水素関連銘柄、株式会社山王の投資妙味は?サステナブル投資の観点からプロトレーダーが解説

脱炭素セクターの中でも、水素関連銘柄に注目が集まっています。本稿では、プロトレーダーの筆者が、東証スタンダードに上場している株式会社山王について解説します。企業の特徴や、脱炭素やSDGsに関連した技術が株価に与える影響を考察するので、是非参考にしてみてください。

ESG投資コラム

ミダックHDの脱炭素戦略は?サステナブル投資の観点からプロトレーダーが解説

ミダックHDは、静岡県に本社を置く総合廃棄物処理企業であり、脱炭素やサステナビリティの取り組みが注目されています。廃棄物処分、収集運搬、仲介管理という3つの事業を柱に、環境保護に貢献しています。特にカーボンニュートラルの実現に向けた技術開発に注力しており今後の企業価値や株価にどのように影響を与えるかが注目されています。本稿では、プロトレーダーの筆者が、長期的な視点での投資対象としての可能性も探ります。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

Sora Fuel、シード期に8.8億円調達。桁違いに安いコストでSAF製造推進

持続可能な航空燃料(SAF)スタートアップのSora Fuelは8月1日、シード期(創業前または創業後間もない企業が行う資金調達)に当初の目標を上回る(オーバーサブスクライブ)600万ドル(約8億8,000万円)を調達した。調達した資金を元手に、組織の拡大や商業パートナーシップの締結、技術の進化を進める。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

Guidewheel、脱炭素ファンドが主導するシリーズBで46億円調達。AI活用した機械モニタリングプラットフォーム導入推進

米Guidewheelは8月13日、シリーズB(資金調達ラウンド)で当初の目標を上回る(オーバーサブスクライブ)3,100万ドル(約45億6,000万円)を調達したと発表した。調達資金を元手に、世界中の工場で、人工知能(AI)を活用した機械モニタリングプラットフォームFactoryOpsの導入を推進する。

投資ニュース

「わかりやすいサスティナブル」を企業と消費者に。指標を独自開発したベンチャーがFUNDINNOで資金調達

株式投資型クラウドファンディングプラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で8月20日、「〈売上前期比約2倍見込み〉サスティナビリティ情報開示に追われる上場企業を救う。世界基準の経営陣が約2万の評価指標でESG経営を可視化『Visal』」の情報が開示された。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

Silva Capital、新たに自然ベースのカーボンクレジットファンド立ち上げ。森林再生と持続可能な農業を通じた高品質なACCUへのアクセス提供

投資会社Silva Capitalは8月12日、新たに自然ベースのカーボンクレジットファンドである「Silva Carbon Origination Fund」の立ち上げを発表した。森林再生と持続可能な農業を通じ、高品質なオーストラリアのカーボンクレジット(ACCU)へのアクセスを提供する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

マイクロソフト、3Degrees支援プロジェクトから8万トン超の炭素除去クレジット購入。生息地保護や地域社会支援効果も

米マイクロソフトは7月29日、気候変動ソリューションを提供する3Degreesがファシリテート(支援)する脱炭素プロジェクトBlue Creek Forest Projectから、8万トンを超える炭素除去クレジット(CDR)を購入すると発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

再エネ電力BrightNight、ゴールドマン・サックスAMが660億円投資。AIプラットフォーム活用した再エネ発電プロジェクト推進

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント傘下のオルタナティブ運用チーム(GoldmanSachs Asset Alternative)は8月1日、再生可能エネルギー電力ソリューションを提供するBrightNightに4億4,000万ドル(約656億円)の戦略的投資を行った。BrightNightは調達した資金を元手に、人工知能(AI)プラットフォームを活用した再エネ発電プロジェクトを推進する。

ESG投資コラム

脱炭素社会へのカギは森林クレジット 組成の流れや社会課題を現場目線で解説

一般社団法人日本カーボンニュートラル機構は、日本国内での脱炭素活動を推進しています。本記事では 、一般社団法人日本カーボンニュートラル機構の理事である筆者が、森林クレジットの組成の流れについて解説します。カーボンクレジットに関心がある方は、ぜひ参考にしてください。