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FXコラム

ジャクソンホール会議を受けて米ドルはどうなる?FXで利益を出すための注目ポイントを解説

ジャクソンホール会議にて、パウエル議長は景気に痛みを伴ったとしても、インフレが収まるまで利上げを継続する決意を表明しました。スピードや最終到達点は指標次第とのことです。一方で、景気の痛みは既に指標に表れています。今回は、景気の痛みの程度を確認できる米消費者信頼感指数と、次回9月FOMCの利上げ幅を予想する上で鍵を握る指標の一つである、米雇用統計について詳しく解説していきます。

FXコラム

FXで重要なジャクソンホールの注目点は?PCEデフレーターの解説と予想も

2022年8月現在、米国の第2QのGDPがマイナスとなりテクニカルリセッションとなりました。一時的にFRBの利上げ織り込み剥落と共にUSD売りが進行しました。その後、FOMCメンバーからの相次ぐタカ派発言により再びUSD買いが戻ってきています。今回は、FRBの今後の金融政策の方針を予想するうえで重要なヒントとなるであろう、ジャクソンホール会議とPCEデフレーターについて、詳しく解説していきます。

FX

【2022年7月】FOMCは予想通りの2か月連続利上げ。景気後退には陥っていないとパウエル議長発言

昨日発表されたFOMCではマーケットが予想していた通り0.75%の利上げとなり、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標のレンジを2.25%〜2.50%に引き上げた。バランスシートの規模削減のための計画通りに国債、機関債、ローン担保証券の保有量削減を継続する方針を示している。

FXコラム

2022年7月、FOMC後はUSD買いに戻る?FXで儲けるための注目ポイントを解説

ECBは0.5%利上げを実施し、分断化防止策を決定しました。分断化防止策は発動条件が厳しすぎるため、実際に対応できるのか疑義があります。ドラギ首相の辞任や、ロシアからのガス供給削減などEURにとってネガティブな材料が多く出たもののユーロ売りにはなりませんでした。米国がFRBの利上げに耐えられるのかどうかということが最大の焦点となっています。今回は、FOMCと豪CPIについて詳しく解説していきます。

FXコラム

米国CPIが強ければ0.75%の利上げを織り込みUSD買い?FXで儲けるための注目ポイントを解説

2022年年初からFRBを中心に世界の中央銀行の積極引き締めがテーマとなってきました。市場は既に利上げを織り込んでいます。FRBであれば、概ね3.5-4.0%の範囲で織り込んだ状態です。市場のテーマは、中央銀行の積極引き締めに伴うリセッション(景気後退)に本格的に移行している様子が伺えます。今回は、RBNZ、BOCの金融政策決定会合と米国CPIとミシガン大消費者信頼感指数について詳しく解説していきます。

FXコラム

米国インフレ見通しが8.0%に上昇。景気後退の不安が広がる中、FXで重要なポイントを解説

6/27からの相場は、当初円安の動きが先行しましたが、徐々に株安とともに米金利が低下するなかで、為替市場ではリスク警戒のドル高圧力が広がりました。市場では次のテーマとして、中央銀行の積極引き締めに伴うリセッション(景気後退)に本格的に移行している様子が伺えます。この記事では、2022年7月上旬の振り返りと、7月下旬に向けての動向を解説します。

FXコラム

2022年7月の利上げ動向は?物価高が続くなか、景気の先行きや雇用についても解説

2022年6月13日からの相場は、USDの方向性が錯綜する展開となりました。FOMCでは0.75%利上げが実施されました。パウエル議長が異例の対応だと述べたことでUSD買いの調整が入りました。FRB以外にも各国中銀の利上げが相次ぎ、リスクオフのUSD買いが進行しました。パウエル議長が米国経済の軟着陸は極めて困難との認識を示したことから、米金利が低下し、USD売り地合いとなりました。この記事では、2022年6月下旬の振り返りと、7月に向けての動向を解説します。

FXコラム

2022年6月米消費者信頼感指数、米5月PCEデフレータは?景況感とインフレ見通しを解説

2022年6月現在、為替相場のメインドライバーは世界経済の景気後退懸念に対するリスクセンチメントの増減に変わりつつあります。一方で各国の最新のCPIのデータを見るとどの国もインフレは高止まり、もしくは加速しています。当面利上げサイクルが継続されるのでしょう。今回は、景況感と物価の両方の状況を確認するために重要となる、米消費者信頼感指数とPCEデフレータついて解説していきます。

FXコラム

2022年6月のFOMC・BOE予想は?雇用統計や利上げ見通しについて解説

相場を動かすメインテーマが中銀の金融政策の行方となっています。市場は中銀の見通しよりかなり先行して利上げを織り込んでいるものの、経済指標を確認しながら、市場織り込みに近い水準まで利上げができそうな国が選好される展開となっています。一方で、引き締める中銀が明らかに増えたことから、長い間緩和マネーが流入していた株式市場は上値が重くなっています。今回は、FRBとBOEの金融政策決定会合について詳しく解説していきます。

FXコラム

2022年6月RBA・ECB・5月米国CPIは?要人発言や利上げ見通しを解説

2022年6月現在、引き続き世界各国の主要中銀の引き締めの動向が相場変動のメインテーマです。ウォラー理事のタカ派発言から再び急速な利上げを織り込みつつある米国債は、5月CPIに注目が集まっています。今回の数字は6月のFOMCのベースとなるため、投資家は今回のCPIをきっかけに動き出そうと待ち構えています。この記事ではRBA/ECBの金融政策決定会合及び米5月CPIについて解説していきます。

FXコラム

2022年6月の利上げ動向は?リスクオフの兆しが見えるなか、米雇用統計やインフレについても

2022年5月16日からの相場は、ドル高の流れに調整が入りました。高インフレに対応する各国中銀の金融引き締め姿勢があるなか、米小売企業の決算が崩れたことがきっかけとなりリスク回避ムードが広がり、米国債をはじめとした主要国の債券利回りの低下に繋がりました。USD/JPY相場にとっては、利上げ一巡後の景気後退の回避が焦点となりつつあります。この記事では、5月下旬の振り返りと、6月に向けての動向を解説します。

FXコラム

2022年3月の各国中銀動向は?原油やインフレ見通しについても解説

3/21以降の相場は、円安が進行しました。直近のFOMCでは年内毎回の会合での利上げを示唆し、さらにパウエルFRB議長をはじめとした米金融当局者らが0.5%幅の利上げの可能性が示唆されるなど、予想以上のタカ派姿勢をみせました。この記事では、2022年3月の振り返りと、4月に向けての動向を解説します。

株式投資コラム

株価変動の要因は?2022年1月17日~21日の相場振り返りと今後の注目材料・見通しをファンドマネージャーが解説

1/10からの相場は、パウエル議長が公聴会にて必要であれば時間を掛けて利上げをするといった引き締め期待の過熱を抑えるような発言があり、株式市場は持ちこたえていましたが、米小売りが崩れ、またその他FOMCメンバーからもタカ派的な発言が相次いだことで、徐々に株式市場が崩れ始めました。一方で、ウクライナを巡る欧米とロシアの動きに不安が高まり、資源価格は上昇しました。

FXコラム

2021年12月までの相場振り返りと、年末年始へ向けての注目材料は?ファンドマネージャーが解説

11月22日からの相場は、USD買いが強まりました。次期FRB議長としてパウエル議長の続投が事実上決まり、対抗馬のブレイナード理事よりタカ派色が強いとしてUSD買いが進行しました。その後、南アフリカ発のオミクロン変異株が登場すると今度はリスクオフのUSD買い・JPY買いが強まり、最後はパウエル議長が議会緒言でテーパリングの早期終了に言及したことからUSD買いが強まりました。この記事では、2021年12月までの振り返りと、年末年始へ向けての注目材料を解説します。

FXコラム

オミクロン株の市場への影響は?2021年11月22日~26日の株式・為替・債券マーケットレポート

米国債市場はアフリカの変異株が登場したことにより、リスク回避姿勢が強まったことから、金利は大幅低下しました。米国債10年金利は1.48%まで低下しており、米国が2022年に利上げする確率を、マーケットが織り込んでいることから低下しています。新型コロナウイルス感染症の拡大懸念が出ていたなか、南アフリカでの変異株「オミクロン株」が出てきていることがネガティブな材料となって反応している様子となっています。

FXコラム

2021年3月の為替相場、変動の要因は?ファンドマネージャーがFRB議長講演や各国の動向を解説

2021年3月は、2月から引き続き世界的に金利が上昇しました。しかし、リスクオンのUSD売りにはならず、金利動向がメインドライバーとなり特に米金利の上昇につられる形でUSD買いが継続しました。ただし、2月と違い3月に入ると、実質金利の上昇は止まりました。この原因は、頭打ちとなっていた期待インフレが再度上昇をスタートしたからなのですが、3月に開催された、沢山の中央銀行の政策決定会合にて、世界中で2021年は一時的に高インフレになるというコンセンサスが作られた月となりました。今回は、この中央銀行の動向を時系列に並べて解説しながら金利を中心に3月の為替相場を振り返ってみたいと思います。