グローバル・リンク・マネジメントがZEHデベロッパーに登録。2024年までに自社開発物件の環境対応比率100%目指す

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投資用不動産を扱う株式会社グローバル・リンク・マネジメントは2月14日、経済産業省の登録制度「ZEHデベロッパー」に認定されたと発表した。ZEH(ゼッチ)は「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」の略称で、「外皮の断熱性能等の大幅な向上と高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネを実現した上で、再生可能エネルギーを導入して年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」と定義される。

ZEHの普及の役割を担うマンションデベロッパーや建設会社などがZEHデベロッパーと認定され、同日時点で国内約130社が名を連ねる。

同社は21年、自社物件「アルテシモ上十条」で、自社物件で初めて建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)による5段階評価の最高位である5つ星を取得。12月には、2023年竣工予定の「アルテシモ中野」で、自社開発物件で初めて「ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)」を取得するなど、ZEH案件を取り扱ってきた。

今回の認定について、「環境認証を受けた物件は入居者のメリット(光熱費低減や快適性向上)と所有上の環境規制リスク回避を両立できるため資産価値が上がり、不動産分野のESG投資対象として魅力向上に繫がる」と期待する。

なお、同社が今月15日に発表した21年12月期決算は売上⾼306億円で前期⽐14.3%増、営業利益16.7億円(同22.8%増)。当期純利益は14.2億円で前期⽐2.1倍となり、過去最⾼の増収増益を更新した。22年12⽉期の通期業績予想は売上⾼350億円(前年⽐14.1%増)、営業利益23億円(同37.1%増)を見込む。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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