グローバル・リンク・マネジメント、新築投資用マンションで環境対応を標準仕様に。不動産投資ESGの受け皿目指す

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投資用不動産を扱う株式会社グローバル・リンク・マネジメント(GLM)は12月17日、2023年に竣工予定の新築投資用マンション「アルテシモ上十条(仮称)」が建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)による5段階評価の最高位である5つ星を取得したと発表した。BELS(ベルス)はBuilding-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称で、建築物における省エネ性能を第三者評価機関が評価し認定する、建築物省エネルギー性能表示制度。同物件は断熱性能を高め、外壁や開口部から逃げる熱量を減らし、同じ条件下の物件と比較してエネルギー消費量を20%程度(393MJ/㎡・年)削減できるという。

同社の自社物件で、ベルス5つ星は初めての取得。今後、新たに企画・開発を手掛ける新築物件ではベルス4つ星以上、または「ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)」などの環境対応を標準仕様としていくと表明した。

ゼッチ・マンション・オリエンテッド)とは、共用部を含む全体の一次エネルギー消費量を20%以上削減(平成28年の省エネ基準で定められた「暖房」「冷房」「換気」「照明」「給湯」の基準一次エネルギー消費量との比較)したマンションを指す。ベルスと並んで不動産大手が開発計画に組み込む企業が増えており、不動産投資でも付加価値要因となっていきそうだ。

「国際社会および日本政府の方針で2050年度の脱炭素社会実現に向けた取り組みが拡がっている。投資用不動産分野でも、資産価値と地球環境保全を両立する投資用マンションの供給により、企業理念の『不動産を通じて、豊かな社会を実現』を目指す」としている。

アルテシモ上十条は東京都北区上十条三丁目に所在、地上15階の鉄筋コンクリート造マンション。延べ面積1513.37㎡、竣工予定は23年4月末。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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