TAG 気候変動

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

新興国クリーンエネルギー市場、19年に過去最高額320億ドル投資流入も20年は厳しい年に

調査会社ブルームバーグNEF(BNEF)は12月11日、例年実施しているClimatescope調査で、発展途上国経済における再生可能エネルギー市場の成長見通しは明るかったが、新型コロナウイルス感染拡大後に減速しているという分析結果を発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

企業でのジェンダーの多様性が、気候変動戦略の実施を早めるキーポイント。笹川平和財団とブルームバーグNEF

公益財団法人笹川平和財団とブルームバーグNEF (BNEF)は12月2日、企業におけるジェンダーの多様性が気候変動ガバナンス、気候変動パフォーマンスおよび気候変動イノベーションに及ぼす影響についてまとめた調査レポート「ジェンダーダイバーシティと気候変動イノベーション」を発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

「あなたの投資のエコ度は?」スイスの銀行が立ち上げた、持続可能なデジタルプラットフォーム

企業や自治体がどれだけ環境保護に取り組んでいるか、といった情報開示が求められる中、スイスに本拠を置く銀行Globalance Bankは11月16日、持続可能な投資のためのデジタルプラットフォーム「Globalance World」を立ち上げたことを発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ブルームバーグとMSCIが新興国市場アジアクレジットESGインデックスファミリーを開始

ブルームバーグとモルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)は10月29日、投資家向けに「ブルームバーグ・バークレイズMSCI新興国市場アジアクレジット環境・社会・ガバナンス(ESG)インデックスファミリー」の提供を開始すると発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

「多くの政府が経済成長の促進策に低炭素モデル移行を検討」ESG金融ハイレベルパネルでアクサIMのジル・モエック氏が基調講演

「新型コロナウィルス感染拡大の「第一波」のピーク時には、経済成長の迅速な再スタートが絶対的な優先事項となり、気候変動への取り組みが犠牲になってしまうのでは、との懸念が強まった。実際にはまったく逆で、多くの政府が経済成長を促す方策として低炭素モデルへの移行を検討している」。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ESG投資の最大の課題は「標準化された信頼性あるデータ」ブルームバーグ調査

「信頼性や標準化が依然としてESG(環境、社会、ガバナンス)投資における課題だとわかった」。ブルームバーグは10月26日に発表した「ESG投資における潮流と課題」をテーマとする調査結果について、このように総括している。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

パーム油「将来はサステナブルな生産が可能」シュローダーが見解

森林環境破壊の原因とされるパーム油について、シュローダーはパーム油に関する議論の賛否両面を分析、「パーム油を環境にさらなるダメージを与えることなく持続可能な形で生産することは可能であり、投資家はそれを要求していくべき」とする見解を示している。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ブルームバーグ、MSCI ESGリサーチのデータをブルームバーグターミナルで提供開始

ブルームバーグは日本時間の10月14日、「MSCI ESGリサーチ」によるMSCI ESG格付けを、ブルームバーグターミナル上で提供開始した。ユーザーはMSCI ESGデータにアクセスすることが可能となり、ターミナルのその他の機能と合わせて、既存のブルームバーグのESGデータを補完するために利用できる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

投資の際「ESGに対する取り組みを考慮」約8割に。2020年度ESG/SDGsに関する意識調査

投資家の間で、判断要素としてのESGは着実に浸透しているようだ。株式会社電通パブリックリレーションズ内の企業広報戦略研究所が9月29日発表した「2020年度ESG/SDGsに関する意識調査」で、投資を検討している、もしくは投資に興味のある人で、投資をする際に企業の「ESGに対する取り組みを考慮する」人は8割弱に上った。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

住友林業が東京大学と産学協創協定締結。産学でサーキュラーバイオエコノミーシステム(循環型共生経済)構築へ

国立大学法人東京大学と住友林業株式会社は9月28日、産学協創協定を結び、「木や植物の新たな価値創造による再生循環型未来社会協創事業」を推進していくと発表した。木の最先端科学研究を通じて「木の価値」を高め、木質資源の循環利用でサーキュラーバイオエコノミーシステム(循環型共生経済)を構築、持続可能で人と地球環境に優しい未来社会の実現を目指す。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

「新型コロナ危機でも世界の平均気温上昇は3.9度」シュローダー気候変動予測レポート

英国の資産運用会社シュローダーは「新型コロナ危機による影響にもかかわらず、世界の平均気温上昇は3.9度」をテーマにしたレポートを発表した。同社が2017年に独自に策定した脱炭素社会の実現に向けた取組みの進捗を示す「気温上昇予測ダッシュボード」に基づく分析。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

Linux Foundation、気候変動に関する新イニシアチブ「LF Climate Finance Foundation」の設立発表

非営利団体Linux Foundationは現地時間の9月1日、AIを活用したオープンソース分析とオープンデータにより気候リスクと機会に対処できるようにすることを目的とした新イニシアチブ「LF Climate Finance Foundation」の設立計画を発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

コロナは日本企業のESGのリトマス紙になるか?資産運用大手のシュローダーが考察

英国に本社を置くシューローダーの日本法人シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社は8月19日、「新型コロナウイルスと日本企業」と題したレポートを公開した。運用部日本株式ファンドマネジャーの豊田一弘氏が「新型コロナウイルスと日本企業が取り組むESGについて考えてみたい」と考察を述べている。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ブルームバーグ、独自のESGスコアの提供開始。石油・ガス分野252社のESスコアと4300社の取締役会構成スコアを網羅

金融情報サービスのブルームバーグは英国時間の8月11日、 独自のESG(環境、社会、企業統治)スコアの提供を開始したと発表した。最初に提供するスコアには石油・ガスセクターの252企業の環境・社会(ES)スコアと、複数の産業にまたがった4300の企業の取締役会構成スコアを含む。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

コロナ禍でESG投資における「社会」要因の重要性高まる。BNPパリバ調査

BNPパリバ・アセット・マネジメント(「BNPP AM」)が7月13日に公表した調査結果によれば、コロナ禍において投資家にとってESG(環境・社会・ガバナンス)の重要性、特に、社会要因の重要性が高まっていることが分かった。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明自治体数102、日本の総人口の過半数に

環境省は7月22日、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指すことを表明した地方自治体数が102になったと発表した。表明自治体の人口を国勢調査ベースで合計すると約6465万人、GDP(国内総生産)は約314兆円となり、日本の総人口の50.9%に達している。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

アサヒグループ、サステナビリティ推進基盤を強化へ。「グローバルサステナビリティ委員会」設置も

アサヒグループホールディングス株式会社は7月6日、アサヒグループ全体でサステナビリティの取り組みレベルをさらに向上させるため、基盤となる基本方針・ビジョンを新たに策定したと発表した。マテリアリティ(重要課題)と推進体制を見直し、ビジネスモデル、成長戦略、事業活動のすべてで、持続可能性をより強く意識した仕組みを導入する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ユニリーバ、気候変動対策と自然保護を目的とした基金に10億ユーロを投資。次世代に向けサステナビリティ強化へ

消費財大手ユニリーバは6月15日、気候変動対策と環境保護・再生を目的として、「Climate & Nature Fund」への10億ユーロの投資を発表した。この基金は今後10年間、気候変動対策および環境保全に関して、ユニリーバブランドが活動を起こす際に使用される。