Pollination、気候・自然インパクトファンドを立ち上げ。関連スタートアップに5年間で1.5億ドルを投資へ
気候変動に特化した投資助言会社Pollinationは6月5日、オーストラリアをはじめとする気候・自然関連スタートアップへの投資にフォーカスした「クライメート・ネイチャー・インパクト・ベンチャー・ファンド」を立ち上げた。
気候変動に特化した投資助言会社Pollinationは6月5日、オーストラリアをはじめとする気候・自然関連スタートアップへの投資にフォーカスした「クライメート・ネイチャー・インパクト・ベンチャー・ファンド」を立ち上げた。
今までにないビジネスモデルを開発し、短期間で大きな成長を成し遂げるのが目的の「スタートアップ企業」への投資方法として、クラウドファンディングサービスの活用が注目されています。この記事では、スタートアップ企業に投資するメリット・デメリット、スタートアップ企業に投資する方法、利用時の注意点について詳しく解説します。
グリーンマテリアルスタートアップClaros Technologiesは5月28日、2,200万ドル(約35億円)を調達したと発表した。調達した資金を元手に、有害性の指摘がある有機フッ素化合物「PFAS(永遠の化学物質)」の分析、除去を推進する。
サーキュラーエコノミースタートアップecoSPIRITSは5月29日、蒸留酒世界大手の仏ペルノ・リカールと、持続可能なパッケージングに関する5年間のグローバルライセンス契約を締結したと発表した。ペルノの蒸留酒ブランドにecoSPIRITSの循環型パッケージを使用する。
フィンテックスタートアップDoconomyが、シリーズB(資金調達ラウンド)で3,400万ユーロ(約58億円)を調達した。調達した資金を元手に、北米での事業拡大とサステナブルチョイスを支援するソリューションの拡大を図る。
ユニコーン企業への投資は2021年をピークに著しく縮小し、2023年には580億ドル(約8兆4,260億円)と74.5%減少している中、ゼブラ企業やドラゴン企業、キャメル(駱駝)企業、ガゼル企業、ピッグ企業といった他の「動物」への投資へ注目が集まっています。本稿では、「スタートアップ・ズーロジー(Zoology:動物学)」と称し、各スタートアップの特徴と事例を解説します。
東京都が主催する「SusHi Tech Tokyo 2024」において、世界43の国・地域のスタートアップ507社から書類審査等を経て決定した20社によるピッチコンテスト「SusHi Tech Challenge 2024」が2024年5月15日から2日間にわたって開催され、独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させる事業を展開する株式会社ファーメンステーションが優勝を勝ち取った。
電気自動車(EV)充電スタートアップのEnviroSpark Energy Solutionsは5月2日、5,000万ドル(約78億円)を調達したと発表した(*1)。調達資金を元手に、クリーン輸送インフラの拡大を推進する。
気候テックスタートアップのElectricity Mapsは5月7日、気候変動に焦点を当てたファンドTransitionとRevent より、500ユーロ(約8億円)を調達したと発表した。調達資金を元手に、電力業界のデータドリブンな脱炭素化の支援を加速させる。
炭素クレジット格付スタートアップのシルベラ(Sylvera)は5月1日、炭素削減プロジェクトの発掘・比較を可能にする新製品や、プロジェクトのスクリーニングと評価を支援するソリューションをリリースした。
人工知能(AI)による衛星画像解析の技術を提供するスタートアップのエーアイダッシュ(AiDash)は4月30日、シリーズC(資金調達ラウンド)で5,850万ドル(約90億円)を調達したと発表した。気候変動に強い持続可能なインフラ産業への移行目指す。
人口増加や経済成長に伴い、廃棄物が世界中で増え続けています。多廃棄物問題への取り組みが加速する一方で、既存の廃棄物管理システムは需要に追いついていない状況です。そのような中、廃棄物を貴重な資源として有効利用することにより、環境的・社会的・経済的価値を創出するという考えが急速に広がっています。本稿では、廃棄物の課題と資源循環型社会への移行を支える海外サーキュラー・エコノミー・スタートアップの事例をレポートします。
炭素管理スタートアップのカーボンファクト(CarbonFact)は4月30日、シリーズA(資金調達ラウンド)で1,500万ドル(約23億円)を調達したと発表した。ファッション業界特化の環境データ収集と報告の自動化を支援するソリューションの提供を強化する。
自律ドローンスタートアップのジップライン(Zipline)は、ドローンを活用して100万件の配送を達成したと発表した。次の成長段階としてレストランとの提携を視野に入れており、米国でサービスを拡大中だ。
太陽光発電・蓄電スタートアップのパインゲート・リニューアブルズ(Pine Gate Renewables)は4月29日、6億5,000万ドル(約1,000億円)を調達したと発表した。調達資金を元手に、クリーンエネルギープロジェクトの開発・所有・運営を加速させ、2025年までに3ギガワット(GW)のインフラ構築を推進する。
持続可能な航空燃料(SAF)スタートアップのランザジェット(LanzaJet)は4月22日、マイクロソフトの気候イノベーションファンドから投資を受けたことを発表した。ランザジェットはSAFの世界展開を進めるとともに、マイクロソフトが有するデータと人工知能(AI)を活用し、コーポレート機能とSAF製造技術の向上も模索する。
モルガン・スタンレー・キャピタル・パートナーズ(以下MSCP、#1)が4月2日、エネルギー効率とサステナビリティに特化したソリューションを提供するリソース・イノベーションズ(Resource Innovations)を買収した。
炭素回収スタートアップの米IONクリーンエナジー(ION Clean Energy)は4月4日、4,500万ドル(約68億円)を調達したと発表した。調達した資金を元手に、組織の拡大と液体アミン型二酸化炭素(CO2)回収技術の商用展開を図る。
気候テックスタートアップの米Windfall Bioが、シリーズA(資金調達ラウンド)で2800万ドル(約42億円)を調達したと発表した。メタンを回収して有機肥料に変えるソリューションの提供拡大を目指す。
サーキュラーエコノミー(循環経済)スタートアップCircularは3月25日、1,050万ドル(約16億円)を調達したと発表した。調達した資金を元手に、使用後にリサイクルされた材料(PCR材)のプラットフォーム拡充や国際展開を推進していく方針だ。