投資用不動産の株式会社グローバル・リンク・マネジメント(GLM)は5月31日、自社初の「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」5つ星を取得した「アルテシモ上十条(仮称)」、同じく自社で初のZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)物件である「アルテシモ中野(仮称)」を竣工した。
アルテシモ上十条は東京都北区上十条三丁目に所在する地上15階の鉄筋コンクリート造、延べ面積1513.37㎡の建物。断熱性能を高め、外壁や開口部から逃げる熱量を減らすことにより、同じ条件下の物件と比較してエネルギー消費量を20%程度(100MJ/㎡・年)削減できる見通し。HEMS(ヘムス)を設置することで節電を「見える化」し、同社初となる低炭素建築物新築等計画に係る技術的基準に対する適合証を取得している。
アルテシモ中野は中野区中野五丁目に所在、地上11階で鉄筋コンクリート造、延べ面積2164.77㎡。BELS取得(評価書交付年月日)は2021年12月で、同社で初めてのZEH-M Orientedも取得している。単位面積当たりの一次エネルギー消費量を26%程度解放感あるメゾネットタイプの住居も備え、スライドドアで仕切ることでテレワークにも対応できる間取り。断熱性能を高め、省エネタイプの設備を入れることで同じ条件下の物件と比較してエネルギー消費量を26%程度(211MJ/㎡・年)削減できる見通し。
ベルスはBuilding-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称で、建築物における省エネ性能を第三者評価機関が評価し認定する建築物省エネルギー性能表示制度。同社では今後自社で新たに企画・開発を手掛ける新築物件ではBELS 5つ星やZEH-M Orientedなどの環境対応を標準仕様とし、24年には環境対応比率100%を目指している。
今回、2物件同日の竣工を迎えたことに、「資産価値と地球環境保全を両立する投資用マンションの供給により、企業理念の『不動産を通じて、豊かな社会を実現する』を目指していく」としている。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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