「お金も稼ぎたいけど、家族や社会のことも大切にしたい」「海外投資に興味はあるが、アクションできずにいる」「社会的インパクト投資やESG投資に興味がある」「SDGsに興味があるが、どうアクションを起こしたらいいかわからない」そんなビジネスパーソンに、ぴったりの旅がある。
世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」が2019年12月6日(金)〜9日(月)の4日間で、現地の社会起業家やそこで働く人々と交流し、ほんとうの「豊かさ」を考えるツアーを開催する。
今回のツアーでは、ベトナムの社会的企業との出会いの中で、個人・企業・社会、そして日本にとっての「豊かさ」とは何かを参加者全員で考えながら、そのための行動を具現化して帰国後にアクションを起こすきっかけをつくる。また、経済が発展する中で、ベトナムが直面している社会課題を学びながら、ベトナム現地で最新の動きを知ることで投資活動やビジネスに役立てることもできるだろう。
参加者とベトナムの社会的企業が「共創仲間」としてつながる、双方にとって有益な出会いともなる。
ベトナムの若者たちは、右肩上がりの経済しか知らない。2018年の実質GDP成長率は7.1%と、過去10年間でもっとも高い成長率を記録した。人口は約9,000万人、その54%が30歳未満という若さだ。また、ベトナム国内では「2020年までに100万社のスタートアップ企業を創出する」というスローガンが掲げられ、毎年多くの若い起業家が誕生しているという側面もある。若者たちの勢いは、計り知れない。
そして、ここで注目したいのが幸福度だ。ベトナムはHappy Planet Index(世界幸福度指数)で第5位の位置にいる。Happy Planet Indexとは、各国の平均寿命、人生の満足度、エコロジカル・フットプリント(環境負荷の大きさ)のデータを用い、「消費される環境資源量当たりに生じる人間の幸福の度合い」を評価し、どの国の住民が長く幸せで持続可能な人生を送ることができるかを数値で測り、ランク付けしたものだ。
ベトナムと日本を比較すると、「一人当たりのエコロジカル・フットプリント」の値に大きな差があるのが分かる。エコロジカル・フットプリントとは人類が地球環境に与えている「負荷」の大きさを測る指標のこと。日本が5.0であるのに対し、ベトナムは1.7と、驚くほど低い。
経済が発展にするにつれて、今後直面する社会課題も増えていくと考えられる。そんな将来に向けた転換期を迎えるベトナムで今、現地の社会的企業はどのように課題と向き合っているのか。そして今後、どう向き合っていこうとしているのか。そこには、投資家やビジネスパーソンとして気づきや学ぶべきことが数多くあるだろう。
今回のツアーは、限定10名となっている。個別の問い合わせも受け付けているので、気になる方は話を聞いてみてはいかがだろうか。
ツアー名 | アジア一幸せな国ベトナムの社会起業家と、本当の「豊かさ」を考える旅 in ハノイ |
実施期間 | 2019年12月6日(金)〜9日(月)3泊4日 |
場所 | ベトナム・ハノイ |
ツアー代金 | 14.8万円(航空券、宿泊費、食事込み) |
定員 | 10名 ※最大・最小催行人数:10名 |
スケジュール |
※イベントの日程は参加者のご都合により適宜調整の可能性あり。 |
申込期間 | 2019年9月13日~2019年10月15日 |
主催団体 | 主催:ハーチ株式会社(IDEAS FOR GOOD編集部)/株式会社エイチ・アイ・エス/株式会社 YUIDEA |
HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム
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