SBIホールディングス株式会社は10月3日、不動産証券化サービス事業を展開する株式会社マリオン(以下、マリオン社)への出資を行い、業務提携に関する基本合意契約を締結したことを公表した。なお、出資の割合や金額は非公表だ。
マリオン社は主に居住用不動産の賃貸収入を分配原資とする証券化商品「マリオンボンド」、「サラリーマンボンド」を一般投資家向けに販売してきた。そして、今年12月1日に施行される不動産特定共同事業法の改正により商品販売契約等のオンライン化が可能となることから、不動産向けクラウドファンディングの分野でのビジネスモデル特許を含めシステムの開発等を進めてきた。
クラウドファンディングは不特定多数の人が主にインターネットを通じて他の人々や組織に資金提供する新しい金融サービスの形態であり、FinTech(ファイナンス・テクノロジー、顧客が必要とする一部の機能のみに特化するサービス)の一つとしても注目されている。
両社は、相互の経営資源を活用することで、不動産向けクラウドファンディングをはじめとした、より革新的な金融サービスの提供を目指す考えだ。
【参照リリース】株式会社マリオンへの出資及び業務提携に関するお知らせ
【参照リリース】不動産証券化サービス事業の株式会社マリオン SBI ホールディングスに対する第三者割当増資及び 業務提携に関する基本合意契約の締結
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平井真理
インバウンド不動産投資・民泊投資をはじめとする幅広い業界にてニュース記事・ノウハウ記事・プレスリリースなどの執筆に携わる。「HEDGE GUIDE」では、主にニュース記事の執筆を担当。不動産業界,
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