健美家「収益物件 市場動向マンスリーレポート」1月分公表。一棟アパートと一棟マンションの表面利回り下降基調続く

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不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家株式会社は2月1日、2018年1月に新規登録された収益物件3種別(区分マンション、一棟アパート、一棟マンション)のデータから市場傾向をとりまとめた「収益物件 市場動向マンスリーレポート 2018/02」を公表した。

健美家「収益物件 市場動向マンスリーレポート」1月分

レポートによると、区分マンションの新規登録件数は9,333件と前回に比べ減少。価格は1,483万円(前月比+2.7%増)で上昇。表面利回りは7.69%(同-0.03ポイント低下)と僅かに低下するも横ばい圏内の動きが続いている。

一棟アパートの新規登録件数は6,020件と前回に比べ増加。価格は6,775万円(前月比-1.61%減)と下落した。前回は2006年1月以降の過去最高値である6,886万円を記録していただけに、今回の下落は急転に感じられる。表面利回りは8.75%(同-0.05ポイント低下)と4か月連続で低下した。

一棟マンションの新規登録件数は4,447件と前回に比べ増加。価格は16,235万円(前月比-3.05%減)と2か月連続で下落。表面利回りは7.95%(同-0.04ポイント低下)と3か月連続で低下した。

2018年1月度も表面利回りにおいて、区分マンションでは横ばいの状態が続いているが、一棟アパートと一棟マンションでは下降基調が続く結果となった。

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平井真理

インバウンド不動産投資・民泊投資をはじめとする幅広い業界にてニュース記事・ノウハウ記事・プレスリリースなどの執筆に携わる。「HEDGE GUIDE」では、主にニュース記事の執筆を担当。不動産業界, 仮想通貨関連の最新ニュースを読者の皆様に分かりやすく伝えることを心がけています。