CATEGORY 投資ニュース

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

モーニングスター・サステナリティクス、CSRDやEUタクソノミーなどに対応した新ソリューションを提供開始

ESG(環境・社会・ガバナンス)評価機関モーニングスター・サステナリティクスは10月7日、欧州連合(EU)サステナブルファイナンス・アクションプランに関連する新ソリューションを提供すると発表した。企業持続可能性報告指令(CSRD)やEUタクソノミーなどに対応し、EUの新たな規制報告の課題に取り組む投資家および企業を支援する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ゴールドマン・サックスAM、再エネ電力BrightNightへの650億円の投資完了。クレジット・ファシリティは590億円に拡大

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント傘下のオルタナティブ運用チーム(Goldman Sachs Alternative)は10月7日、再生可能エネルギー電力ソリューションを提供するBrightNightへの4億4,000万ドル(約651億円)の戦略的投資を完了した。併せてクレジット・ファシリティ(融資限度枠の範囲で借り入れ・返済が可能)は、3億7,500万ドルから4億ドルに引き上げられた。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

Lithios、シード期に15億円調達。リチウム抽出の先進技術を拡大して世界的なEV・エネルギー需要に対応

電気化学的リチウム抽出技術を開発するLithiosは10月8日、シード期(創業前または創業後間もない企業が行う資金調達)に1,000万ドル(約14億9,000万円)を調達したと発表した。世界的に電気自動車(EV)やエネルギー需要が高まる中、低コストで持続可能なリチウム供給源へのアクセスを確保すべく、リチウム抽出の先進技術の拡大を図る。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

英国、25年よりキャップ&フロア方式採用へ。電力システムの脱炭素化に資する長期エネルギー貯蔵(LDES)投資後押し

英国政府は10月10日、再生可能エネルギー導入に伴う電力需給調整のための長期エネルギー貯蔵(LDES)への投資を促すべく、キャップ&フロア方式を開始すると発表した。2025年に第1ラウンドを実施する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

欧州委、EUDR(欧州森林破壊防止規則)1年延期提案。大企業は25年末、小規模企業は26年6月末より適用へ

欧州委員会(EC)は10月2日、欧州連合(EU)市場に輸入または輸出される製品が森林破壊の原因にならないことを保証することを目的とした欧州森林破壊防止規則(EUDR)の施行を1年間延期することを提案すると発表した。欧州議会および理事会の承認が得られれば、同規則は2025年末より大企業に対し、26年6月末より小規模企業に対して適用される。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

英国、CCSクラスターに25年間で最大4.3兆円拠出。年850万トン超のCO2除去・貯留可能に

英国政府は10月4日、イングランド北西部と北東部の2か所の炭素回収・貯留(CCS)クラスターに25年間で最大217億ポンド(約4兆3,000億円)を拠出すると発表した。約400万台の自動車の排出量に相当する年間850万トン超の二酸化炭素(CO2)除去・貯留できる見込みであり、2050年のネットゼロ達成に向けた取り組みを加速させる。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

IFCとHSBCアセット、新興市場向けサステナブル債券ファンド立ち上げ。金融へのアクセスを拡大し、持続可能な成長を支援

世界銀行グループの国際金融公社(IFC)とHSBCアセットマネジメントは10月2日、新興市場の企業および金融機関が発行する上場債券に投資するファンドを設立すると発表した。同ファンドの立ち上げを通じて、金融へのアクセスを拡大し、持続可能な成長を支援する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

マイクロソフト、同社初となるデータセンター向けグリーン水素供給へ。アイルランド国営ESBと契約

米マイクロソフトは9月27日、アイルランド国営エネルギー企業ESBと、ダブリンのデータセンターの電力制御および管理棟に排出ゼロのグリーン水素電力を供給する契約を締結したと発表した。今回のパイロットプロジェクトでは、欧州でマイクロソフトが有するデータセンターに水素燃料電池を初めて使用し、8週間にわたって最大250kWのクリーンエネルギーを供給する。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

モルガン・スタンレー、脱炭素特化プライベートエクイティファンドで1,100億円調達。50年までに1ギガトンのCO2排出回避目指す

モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント(MSIM)は9月30日、脱炭素特化のプライベートエクイティファンド「1GT climate private equity fund」の最終クローズで7億5,000万ドル(約1,100億円)を調達したと発表した。同ファンドでの投資を通じて、2050年までに二酸化炭素換算(CO2e)で1ギガトン(10億トン)の排出回避・削減を目指す。