不動産特化型クラウドファンディング(CF)サービス「Ownersbook(オーナーズブック)」は、貸付型案件(先着方式)およびエクイティ型案件の案件募集で、投資枠の一部を初めて投資する人に提供する「はじめて枠」を導入する。募集開始時刻と対象者が分散されるため、初めて投資する人も比較的ゆとりをもって応募できるようになる。6月19日に応募を開始する「港区マンション第11号第1回」ファンド(募集総額5700万円)で初めて導入する予定。
「個人の資産運用需要の高まりと投資型CFの浸透で、不動産業界でも小口化サービスが拡大している。運営会社によって案件の特徴やリスク・リターンは異なるが、投資家にとっては運用の手間が少なく、日本円で比較的安定的な運用成果を期待できる投資商品として人気が高まっている」と、オーナーズブックを運営するロードスターキャピタル株式会社の子会社ロードスターインベストメンツ株式会社は最近の市場を説明する。
オーナーズブックはロードスターグループが厳選した案件に1万円から投資可能なこと、予定利回り(年換算・内部収益率)3%~5%の案件が多いことなどから、投資需要は2014年のサービス開始以降、高まっている。一方で案件を厳選しているため、オーナーズブックで提供できる案件数に限りがあり、投資家から「なかなか投資参加できない」「人気過ぎて気が付いたら募集完了している」という指摘もあった。はじめて枠の導入は、こうした負担を軽減する改善策の一環。
同ファンドは、東京都港区南青山に所在するマンションの区分所有1区画(本物件)を担保とする「シニアローン」への投資で、物件を取得する総合不動産会社(本借入人)に5700万円の貸付を行う。はじめて枠は、総額のうち1600万円を6月19日午前10時から午後7時59分まで募集。19日午後8時から20日午後11時59分まで全投資家の申し込みを受付ける。
はじめて枠、全投資家とも投資は1口1万円から、申込金額の上限は50万円、先着方式。予定利回り(年換算・内部収益率)は4.7%。投資実行予定日は6月21日、予定運用期間は31ヶ月。匿名組合の償還予定日は26年1月20日。利益は毎四半期に配当、償還は31ヶ月後一括返済の予定。
オーナーズブックは日本初の不動産に特化したCF。1口1万円から投資可能と手軽ながら、全ての案件を不動産鑑定士等不動産のプロが厳選していること、IT の専門チームによりデジタル施策やシステム改善をスピーディに行っていることなどから投資家の支持を集め、サービス開始後9年、会員数・累計投資額ともに成長を続けている。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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