ロードスターキャピタル株式会社は6月30日、子会社のロードスターインベストメンツ株式会社が運営する不動産特化型クラウドファンディング(CF)サービス「Ownersbook(オーナーズブック)」の累計投資額が300億円を突破したと発表した。累計投資額は2019年1月に100億円、 20年12月に200億円を超え さらに約1年半で100億円を上積み。成長速度が速まっている。
同社グループは取引先の新規開拓・拡大、案件の大型化に取り組んでいる。取引先法人数は累計投資額100億円突破時点を100%として比較すると、 200億円突破時に171%、300億円突破時は213%となっている。 また、累計200億円突破後に投資実行した案件数のうち、64%は新規に取引を開始した法人の案件だった。
サービスの成長とともに募集金額も大型化。1案件あたりの平均募集金額を累計投資額100億円単位で区切って比較すると、 100億円未満の案件の平均募集金額は7520万円、100億円~200億円は1億7276万円、200億円~300億円は2億7632万円で、3.6倍に増えた。
オーナーズブックは、不動産投資案件に個人が少額から投資参加できる世界の実現を目指して開始した日本初の不動産特化型CFで、「貸付型」と「エクイティ型」の2種類がある。
貸付型は資金需要のある法人への融資資金をオンラインで募り、 融資先からの利息を投資家への配当原資として分配することを目的とした投資商品。1口1万円から投資可能で、同サービスの案件のほとんどを占めるタイプ。安全性を高めるため全案件に不動産担保をつけている。 実績利回り(年換算・内部収益率)は3%~5%が中心。
エクイティ型は不動産信託受益権等を購入する際の自己資金(エクイティ)に当たる部分をオンラインで募る。 投資対象資産が生み出す収益および売却益を投資家への配当原資として分配することを目的とした投資商品。 第1号案件の対象不動産は21年9月に売却を行い、 利回り(年換算・内部収益率)は22%となった。
ロードスターキャピタル社は12年設立、14年にオーナーズブックの提供を開始した。現在は子会社のロードスターインベストメンツ社がCF事業とアセットマネジメント事業を行っている。「今後も情報収集力や資金需要者への提案力を強みにサービス拡大に努め、不動産投資市場の安定化と投資家の資産形成に貢献できるよう取り組んでいきたい」としている。
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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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