貸付投資のFundsがフリークアウトHDのファンドをシリーズ化。数億円単位の複数ファンドを取り扱いへ

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1円から貸付投資ができる「Funds(ファンズ)」を運営するファンズ株式会社は10月23日午後7時から株式会社フリークアウト・ホールディングスのファンド「フリークアウト広告事業ファンド#2」の募集を開始する。募集金額2億円、最低成立金額1億円、予定利回り(年率・税引前)1.80%、予定運用期間は2020年11月9日から2022年1月末日。元本償還方法は満期一括、利益配当方法は毎四半期。

フリークアウトHD社はデータ解析基盤、機械学習エンジンといった技術資産を活かしたアドテクノロジー事業などを国内外で展開するマザーズ上場企業。2012年にニューヨークに進出し現在は世界15ヵ国で事業を展開、グループ企業数は34社にのぼる。主なグループ企業は、19年10月に上場した株式会社インティメートマージャーやタクシーのデジタルサイネージ広告を運営する株式会社IRIS、クロスボーダーでのPR支援事業を営む本田商事株式会社など。ファンドで集めた資金は、フリークアウトHD社が行う広告事業の運転資金に充てる。

FundsのフリークアウトHDのファンド募集は2回目で、初回の「フリークアウト広告事業ファンド#1」は1.5億円の募集金額に対して20分程度で満額申込を達成した。ファンズでは同社のファンドをシリーズ化し、複数回にわたって募集する予定だ。

Fundsは2019年のサービス開始以来、 合計36件、総額約30億円のファンドを募集してきた。うち、90%は先着募集開始後24時間以内に満額申込を達成している(2020年10月14日時点)。好調な反面、満額達成となるまでの所要時間が短いため、投資機会を十分に提供できていなかったとふり返る。このため、投資をきっかけとした新たなファンコミュニティ施策「FinCommunity Marketing」や、伊藤忠商事や三井住友信託銀行をはじめとする大手企業との顧客紹介提携契約などを通じた組成ファンドの増加施策を行ってきた。 Fundsで複数回の募集を行う企業も増えており、中には計10本以上募集した企業もあるなど、「ファイナンス手段の一つとしてFundsが浸透しつつある」(同社)と実感しているという。こうした事情から、フリークアウトHDのファンドのシリーズ化を決めた。

Fundsは 個人が1円から上場企業グループへの貸付投資ができるオンラインプラットフォームを提供している。 これまで上場企業を中心とした16社が組成する36件のファンドを募集し、分配遅延・貸し倒れはゼロ(10月14日現在)。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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