スマホで気軽に寄付する方法は?少額・ポイントで寄付できるサービスも紹介

地震・災害などによる復興支援や医療・福祉に対する支援など、様々な分野への社会貢献を検討する場合、気軽に寄付する手段がないか気になっている人も多いのではないでしょうか?

この記事では、スマホを使って気軽に寄付する方法、少額・ポイントで寄付するサービスを紹介します。

目次

  1. スマホを使って気軽に寄付する方法
    1-1.現金で寄付する
    1-2.クレジットカードで寄付する
    1-3.ポイントで寄付する
  2. 少額・ポイントで寄付するサービス
    2-1.Yahoo!ネット募金
    2-2.ソフトバンク「つながる募金」
    2-3.KDDI「キボウのカケハシ」
    2-4.メルカリ寄付
    2-5.楽天クラッチ募金
  3. まとめ

1.スマホを使って気軽に寄付する方法

スマートフォンを使って寄付する方法として、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

  • 現金で寄付する
  • クレジットカードで寄付する
  • ポイントで寄付する

それぞれの方法を詳しく解説していきます。

1-1.現金で寄付する

現金で寄付をする場合、以下の3つのいずれかの手段で寄付をすることになります。

  • 指定口座に振り込む
  • コンビニの端末から寄付する
  • 銀行口座から引き落とす

指定口座に振り込む、コンビニの端末から寄付するという方法は、手軽な寄付が行える反面、寄付するたびに手続きが必要になるので手間と時間がかかります。

一方、銀行口座から引き落とす方法の場合、初回のみ登録が必要ですが、それ以降は簡単に寄付できます。1回だけでなく複数回の継続的な寄付を希望している場合は、銀行口座から引き落とす方法も検討してみましょう。

1-2.クレジットカードで寄付する

クレジットカードで寄付する方法も検討できます。クレジットカード会社の中には、寄付を行うことでポイントが溜まったり、寄付のプラットフォームを立ち上げており気軽に寄付ができるような仕組みを提供していることもあります。

クレジットカードを作成したり、登録したりする手間はかかりますが、複数回の定期的な寄付を検討している場合に大きなメリットがあります。

1-3.ポイントで寄付する

他にもカードやサービスを利用して貯まったポイントを寄付するという方法もあります。例えば、TポイントやPontaポイント、楽天ポイントなどが挙げられます。

上記のポイントはサービスや商品を購入する際の支払いに充てられるだけでなく、寄付に充てることも可能です。

「収入に余裕がないので現金を寄付に充てられない」という人でも、貯まったポイントだと現金を拠出するわけではないので、気軽な寄付がしやすいと言えるでしょう。

2.少額・ポイントで寄付するサービス

少額・ポイントで寄付できる主なサービスとして、以下の5つが挙げられます。

  • Yahoo!ネット募金
  • ソフトバンク「つながる募金」
  • KDDI「キボウのカケハシ」
  • メルカリ寄付
  • 楽天クラッチ募金

それぞれのサービスについて詳しく解説していきます。

2-1.Yahoo!ネット募金

Yahoo!ネット募金Yahoo!ネット募金は、災害・復興支援、子ども、動物・ペット、国際協力、医療・福祉など全部で12種類のカテゴリの中から寄付先を選ぶことができます。

複数のプロジェクトがあり、自分の目的に合った寄付先を選べるのがYahoo!ネット募金の特徴です。クレジットカードは100円、Tポイントは1ポイントからと寄付の下限の設定が低いので気軽に始めやすい点も大きな魅力です。

【関連記事】Yahoo!ネット募金の特徴は?メリットや注意点、登録の手順も

2-2.ソフトバンク「つながる募金」

つながる募金ソフトバンクのiPhone、スマホ利用者には「つながる募金」という選択肢があります。URLやQRで寄付先を選択または支援団体リストや参加団体のWEBサイトから寄付先を選択して寄付します。

クレジットカード番号の入力や振り込みなどの手間がかからず、携帯電話利用料と一緒に支払えるのが特徴です。

Tポイントを寄付に充てることも可能で、ソフトバンクユーザー以外もクレジットカードやYahoo!ネット募金による寄付が可能です。

2-3.KDDI「キボウのカケハシ」

キボウのカケハシキボウのカケハシでは、KDDIが運営している環境保全や社会貢献などのために活動を続けている団体と応援したい人をつないでいます。

例えば、大雨災害といった大規模災害、新型コロナウイルス対策、富士山の森の再生などのサポートです。

寄付金の支払い方法は、auかんたん決済またはauじぶん銀行のいずれかを選択します。Pontaポイントを使った支援にも対応しています。

2-4.メルカリ寄付

メルカリ寄付は、個人が簡単にモノの売り買いが楽しめるフリマアプリの「メルカリ」で寄付をすることができる機能です。

メルカリで出品した商品が売れた場合の売上金はメルカリ内での買い物や振込申請による銀行口座への振込に使用できるほか、メルペイ残高を通じ指定した寄付先への寄付にも充てることができます。

寄付の方法は、メルペイタブ内の使い方からメルカリ寄付をタッチ、寄付先を選んで1円から100万円の範囲内で寄付する金額を決めます。メルカリユーザーで社会貢献を検討している人には、メルカリ寄付だと手続き完了までの流れがスムーズです。

【関連記事】メルカリ寄付の特徴は?メリットや注意点、利用の手順も

2-5.楽天クラッチ募金

楽天クラッチ募金楽天クラッチ募金とは、楽天ポイントも使用可能なインターネット募金です。楽天ポイント、楽天銀行、楽天カードなどの各種楽天の決済手段を寄付に充てられます。

他のサービスと比較すると寄付先が限られており、2022年8月時点では、「令和3年8月豪雨被害支援募金」「災害対策支援募金」「新型コロナウイルス感染症対策支援募金」のみとなっております。

余ったポイントの使い道に困っている楽天ユーザーの方にとって、手軽に寄付しやすいサービスの一つと言えます。

【関連記事】楽天クラッチ募金の特徴は?主な寄付先や登録の手順も

まとめ

「寄付したい」と考えている人の中には、どうやって寄付するのか分からない、気軽に社会貢献できる方法を知りたいと考えている人も多いと思います。

昨今は技術の進歩によって、スマホがあれば誰でも簡単に寄付できるようになりましたが、サービスが多数あるため、各サービスの違いを事前に把握しておきましょう。

また、ポイント寄付をする場合は普段利用しているサービスによって手軽さにも違いがあります。それぞれ自身が利用しやすい寄付サービスを検討してみましょう。

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矢野翔一

関西学院大学法学部法律学科卒。宅地建物取引士、管理業務主任者、2級FP技能士(AFP)などの保有資格を活かしながら、有限会社アローフィールド代表取締役社長として学習塾、不動産投資を行う。HEDGE GUIDEでは不動産投資記事を主に担当しています。専門用語や法律が多く難しいジャンルですが分かりやすくお伝えしていきます。