個人情報の提供は不要!匿名で不動産査定ができるサイト5選

不動産を売却する際は、不動産がいくらで売れるのか相場を調査し、相場から乖離しない売出価格を決めることが重要です。

相場を知りたい場合は不動産会社に査定を依頼するケースが多いでしょう。しかし、中には悪質な不動産会社からの電話営業を受けてしまうこともあり、電話営業なく査定することができないか悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか?

この記事では、不動産会社の電話営業なく査定を受けられる不動産査定サイトを4つ紹介します。

目次

  1. 不動産の匿名査定は個人情報が不要
  2. 匿名でも利用できる4つの不動産査定サイト
    2-1.LIFULL HOME’S
    2-2.IESHIL
    2-3.HowMa
    2-4.10秒でDo!
  3. 不動産の匿名査定を利用する注意点
  4. まとめ

1.不動産の匿名査定は個人情報が不要

無料査定を行っている不動産会社は査定の依頼を受けても報酬を得ることはできません。無料査定を行う不動産会社は査定後に仲介の依頼を受け、仲介手数料を得ることを目的としています。

そのため不動産査定の後、不動産会社は査定の依頼者から仲介の依頼を受けるために積極的な電話営業を行うケースがあります。

通常、電話営業は断りを入れれば停止することが出来ますが、査定を依頼する人の中には不動産の相場を知りたいだけで、電話営業を受けたくないという人も多いでしょう。

このような場合は、個人情報の提供をせずに不動産を査定するサイトを活用することを検討してみましょう。

2.匿名でも利用できる4つの不動産査定サイト

以下の4つの不動産サイトは個人情報を提供せずに査定を受けることが可能です。

  • LIFULL HOME’S
  • IESHIL
  • HowMa
  • マンションナビ
  • 10秒でDo!

それぞれの不動産査定サイトについて詳しく見ていきましょう。

2-1.LIFULL HOME’S

LIFULL HOME’Sは、多くの物件情報が掲載されている不動産ポータルサイトの1つです。LIFULL HOME’Sの特徴をまとめると以下の通りです。

  • 提携不動産会社数が3,737社(2022年10月27日時点)
  • 匿名査定を提供している
  • コンテンツが豊富に用意されている

LIFULL HOME’Sの強みは提携不動産会社数が多いことです。多くの不動産会社に査定を依頼できるため、より自分の条件に合った不動産会社を見つけやすいと言えます。

個人情報を提供せずに査定を受けられる匿名査定を提供しており、物件情報だけで物件の概算価格を受け取ることが可能です。詳しく話を聞きたい場合には、自分から不動産会社に直接連絡できるため、無駄な電話営業を受けずに済みます。

また、相場を知りたいだけの場合、査定を依頼しなくてもプライスマップと価格相場などのコンテンツからおおよその相場を調べることが可能です。

2-2.IESHIL

IESHILは、マンション査定に特化している不動産査定サイトです。IESHILの特徴をまとめると以下の通りです。

  • ビックデータを利用した査定を受けられる
  • 首都圏に限定されている

IESHILでは、約9,000万件の賃貸情報や売買利益というビックデータに基づいて現在の価格が算出されます。マンション別、フロア別の細かな価格を知ることが可能です。査定を受ける際に不動産会社を介さないため、電話営業を受けずに済みます。

ただし、査定を受けられるのは、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)に限られています。全てのエリアで査定ができるわけではないので注意が必要です。

2-3.HowMa

HowMaは、全国の戸建て・マンションに対応した不動産査定サイトです。HowMaの特徴をまとめると以下の通りです。

  • AIによる査定を受けられる
  • 日本全国の世帯数約95%がカバーされている

物件情報を入力するだけで瞬時にAIが査定額を算出してくれます。AIが常に膨大な最新相場データーを機械学習しており、最新の査定結果を受け取れるのがポイントです。

HowMaは戸建て・マンションの両方の査定に対応しており、日本全国の世帯数約95%がカバーされているため、ほぼ全ての物件で査定ができるのも魅力と言えるでしょう。

2-4.10秒でDo!

10秒でDo!は、10秒で査定結果が得られる不動産査定アプリです。10秒でDo!の特徴をまとめると以下の通りです。

  • AIによる10秒査定が受けられる
  • 実際の査定はハウスドゥ1社のみ

10秒でDo!では、不動産の郵便番号や住所、面積、築年数などの情報を入力するだけで、過去の取引事例に基づきながらAIがわずか10秒で査定結果を算出してくれます。査定サイトではなく、スマートフォン用のアプリケーションであることもユニークな点と言えるでしょう。

しかし、さらに詳しい査定を依頼する場合には、ハウスドゥ1社の査定しか受けることができません。複数の不動産会社の査定を受けることはできないので注意しましょう。

3.不動産の匿名査定を利用する注意点と対策

不動産を匿名で査定をすることで、不動産会社から余計な営業を受けずに済むメリットがあります。しかし、実際の不動産価格は一般論のデータだけでなく、金融機関の融資状況や、不動産の劣化や修繕状況、具体的な立地などを基に査定が行われています。

これらの情報を隠したまま査定を行っても、実際の売却価格と査定額に大きな乖離が生まれてしまう可能性がある点はデメリットと言えます。より正確な不動産価格を査定するためには、最終的に不動産会社へ査定を依頼する必要があるでしょう。

3-1.悪質な不動産会社を排除している不動産一括査定サイト

電話による不動産会社からのアプローチや、断った後の営業を避けたい場合には、悪質な不動産会社の排除に積極的な不動産一括査定サービスを利用することも検討してみましょう。

また、営業電話が苦手な場合には、登録時の備考欄に「メールでのやり取りを希望したい」「売却するかどうかまだ決めていない(査定価格をまず知りたい)」などのように記載しておくと良いでしょう。

下記の表では悪質な不動産会社との提携解除を積極的に行っている不動産一括査定サイトをまとめています。こちらも併せてご参考下さい。

主な不動産一括査定サイト

サイト名 運営会社 特徴
すまいValue 不動産仲介大手6社による共同運営 査定は業界をリードする6社のみ。全国900店舗。利用者の96.3%が「安心感がある」と回答
SUUMO(スーモ)不動産売却 株式会社リクルート 大手から中小企業まで約2,000の店舗と提携。独自の審査基準で悪質な不動産会社を排除。60秒で入力が終了し、無料査定がスタートできる。
リガイド(RE-Guide) 株式会社ウェイブダッシュ 16年目の老舗サイト。登録会社数800社、最大10社から査定を受け取れる。収益物件情報を掲載する姉妹サイトも運営、他サイトと比べて投資用マンションや投資用アパートの売却に強みあり
LIFULL HOME’Sの不動産売却査定サービス 株式会社LIFULL 全国3694社以上の不動産会社に依頼できる。匿名での依頼も可能
HOME4U 株式会社NTTデータ スマートソーシング 全国1800社から6社まで依頼可能。独自審査で悪徳会社を排除

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3-2.大手不動産会社に絞って無料査定を検討してみる

大手不動産会社は厳格なコンプライアンスが設けられていたり、社内教育によって担当者のサービスが均一になるよう工夫がなされています。多くの不動産会社に個人情報を渡したくない場合には、大手不動産会社に限定して査定依頼を行ってみるのも良いでしょう。

例えば、三井グループの三井不動産リアルティが運営する「三井のリハウス」や、年間25,000件以上の仲介実績がある東急不動産ホールディングスの「東急リバブル」などがあります。無料で査定が依頼できるため、気軽に利用検討されてみると良いでしょう。

三井のリハウス

三井のリハウスの不動産査定・売却三井不動産リアルティの売却サービス「三井のリハウス」の特徴は以下の通りです。

  • 三井不動産グループ
  • 知名度が高いため集客力も高い
  • ワンストップサービスを提供

三菱地所ハウスネットと同様、三井不動産という売上TOP3に入るディベロッパーのグループ会社である点は、トラブルリスクなどの観点からメリットと言えます。

さらに「三井のリハウス」はテレビCMなどを積極的に展開しているため、全国的にも知名度が高い仲介会社です。三井不動産リアルティの2020年度(2021年3月期)の仲介取扱高は、「三井不動産㈱2021年3月期決算短信」によると、1兆5,638億円(全国売買仲介取扱件数38,507件)となっています。これらのことから、三井のリハウスの集客力の高さが伺えます。

また三井のリハウスが提供しているワンストップサービスは、リフォームプランの作成やリフォーム業者の紹介、現在の家を引越すための引越し会社の紹介や、新居に導入するためのインテリア会社の紹介など、様々なサービスをワンストップで依頼可能です。

どれも不動産売却時に利用することがあるサービスのため、このようなサービスを仲介会社が提供してくれる点は、売主にとってメリットと言えます。

東急リバブル

東急リバブルの不動産査定東急リバブルの特徴は以下の通りです。

  • 利用者の満足度が高い
  • デジタルを活用した営業方法
  • 引渡し後2年の安心サポート

2019年4月から2020年3月までに東急リバブルを利用した方に向けたアンケート結果では、94%が「利用して良かった」という評価をしています。このアンケート結果から、東急リバブルの提供するサービス満足度の高さが伺えます。

また東急リバブルは、デジタルを活用した営業方法に力を入れています。例えば、購入検討者が物件を選びやすいようにAIチャットを導入して、チャット上で欲しい物件の条件をヒアリングし、該当する物件を提供しています。

他にも購入検討者が閲覧した間取りを分析し、似た間取りの物件を紹介する機能などがあるため、自分の物件とマッチする購入検討者を見つけやすいでしょう。

さらに東急リバブルは「引渡し後2年のあんしんサポート」として、24時間の緊急対応や確定申告のサポートをおこなっています。これらのサービスは、集客力がアップするメリットにつながります。

まとめ

不動産会社は査定を行っただけでは報酬を得ることができません。そのため、査定の依頼を受けた後は、仲介手数料を得るために積極的な電話営業を行うことがあります。

査定を依頼した不動産の所有者の中には、ただ査定結果を知りたいだけという人も少なくないでしょう。そのような人は、この記事に記載されている不動産査定サイトを利用すれば、電話営業を受けることなく査定することが可能です。

しかし、不動産の価格は過去のデータだけでなく、物件の現在の状態や、その時々の金融機関の情勢によっても大きく変動します。より正確な価格を知りたい場合は、不動産会社による査定も検討してみましょう。

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矢野翔一

矢野翔一

関西学院大学法学部法律学科卒。宅地建物取引士、管理業務主任者、2級FP技能士(AFP)などの保有資格を活かしながら、有限会社アローフィールド代表取締役社長として学習塾、不動産投資を行う。HEDGE GUIDEでは不動産投資記事を主に担当しています。専門用語や法律が多く難しいジャンルですが分かりやすくお伝えしていきます。