株式会社トマルバ(以下:トマルバ)は7月31日、京町家をリノベーションした高級ゲストハウス「宿ルKYOTO〜和紙ノ宿〜」の売上がオープンからの1か月間で100万円を超え、稼働率も97%を超えたことを公表した。
和紙ノ宿は80平米の京町家一棟貸で、宿泊料金は1泊32,500~50,000円、最大収容人数は4名だ。7月6日にオープンし、周辺にゲストハウスが増え、売り上げと稼働が落ちている中、順調に運用された。稼働日数はオープン日から8月5日までの31日中、実に30日と、ゲストがいない日は1日だけとなる見込みだ。
これまでの宿泊者は、中国からの訪日客、家族や友人連れの4名利用者が多い傾向にあった。国別では中国、日本、アメリカの順に多く、中国が53%と半数以上を占めた。また、4名利用者は71%と圧倒的に多く、泊数は1泊が47%ともっとも多く、2泊、3泊と続いた。
8月の予約においても宿泊組数が10組、宿泊日数は17人、予定されている売り上げがすでに65万円を超えている。8月は80%が中国からの訪日客であり、依然として中国からの人気が高い。家族でちょっと贅沢に貸し切るスタイルの宿として好まれているようだ。
トマルバは物件の仕入れからプロデュース、運営まで行っている。和紙ノ宿は投資物件として、投資オーナーが物件を購入し、トマルバが運用している。売り上げに連動して収益を還元しており、7月の投資オーナーへの報酬は約41万円だ。トマルバはこのペースで推移すれば、表面利回りが約11.2%、実質利回りが約10.6%になるとしている。
この他、京町屋専門の運営代行も行っており、現在12棟を運営している。平均稼働率は84%で、すべての物件で売り上げが増加しているようだ。
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平井真理
インバウンド不動産投資・民泊投資をはじめとする幅広い業界にてニュース記事・ノウハウ記事・プレスリリースなどの執筆に携わる。「HEDGE GUIDE」では、主にニュース記事の執筆を担当。不動産業界,
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