不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家株式会社は8月1日、「収益物件市場動向マンスリーレポート2017/08」を公表した。これは健美家が新規に登録された全国の収益物件3種別(区分マンション/ 一棟アパート/ 一棟マンション)のデータ(物件数、物件価格、表面利回り)を集計し、最新の市場傾向として毎月公表しているもので、今回は2017年7月分のデータとなる。
データによると、区分マンションの価格は1,478万円(前月比4.89%減)で下落。表面利回りは7.69%(同0.40ポイント上昇)と3か月連続で上昇した。一棟アパートの価格は6,433万円(前月比2.5%増)で上昇。表面利回りは8.95%(同0.00ポイント)と横ばいであったが、一棟マンションの価格は15,107万円(前月比4.05%減)と2か月連続で下落。表面利回りは8.10%(同0.11ポイント上昇)と4か月ぶりに8%台に上昇した。
今回利回りの上昇した区分マンションと一棟マンションにおいては、今年1月より4月にかけて低下したが、その後徐々に上向き、昨年同月程度に持ち直した。
The following two tabs change content below.
平井真理
インバウンド不動産投資・民泊投資をはじめとする幅広い業界にてニュース記事・ノウハウ記事・プレスリリースなどの執筆に携わる。「HEDGE GUIDE」では、主にニュース記事の執筆を担当。不動産業界,
仮想通貨関連の最新ニュースを読者の皆様に分かりやすく伝えることを心がけています。
最新記事 by 平井真理 (全て見る)
- JLL、2017年第4四半期末時点の大阪Aグレードオフィス空室率と賃料公表。2008年来初、空室率1%台に低下 - 2018年2月7日
- 健美家「収益物件 市場動向マンスリーレポート」1月分公表。一棟アパートと一棟マンションの表面利回り下降基調続く - 2018年2月5日
- クラウドポート「2017年ソーシャルレンディング業界レポート」公表、市場規模1,300億円突破 - 2018年2月5日
- 健美家「不動産投資マンション利回りランキング2017山手線版」公表。利回り5%台が全体の7割を占める - 2018年1月25日
- 日本の商業用不動産投資額、2017年第4四半期、通年ともに増加。JLLレポート - 2018年1月18日