SBIソーシャルレンディングが「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus21号」を10月9日12時まで募集している。
SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlusは、「不動産を担保にローン事業を営む事業者」向けの貸付事業で運用するファンドだ。当該ファンドは、通常のSBISL不動産担保ローン事業者ファンドでは対応しきれない資金需要があった場合に募集が行われる。今回の案件は1口5万円から投資可能で、募集額は6億円。予定年間利回りは7.0%、運用期間は2018年10月中旬から2019年8月末日までの約10か月となっている。

当該ファンドの借手は、東京都内で貸金業登録を行い、不動産を担保とした貸付事業を行っている企業であり、主に一都三県を中心とし、法人・個人事業主・個人を対象として不動産に抵当権を設定したうえで、担保不動産の評価額の70%を上限とした金額を貸し付ける事業を行っている。
SBIソーシャルレンディングは、「資本金5千万円以上の企業」「直近6年間の累積貸倒れ件数2件以内かつ、2千万円以内」「利息制限法改正に伴う過払金の発生無し」「貸金業の業歴7年以上」であることという条件を設定し(2018年6月時点)、それを満たした企業に対して貸付が行われる。
借手は最終返済日(貸付実行日から約10か月後の2019年8月末日)に元金一括払いで返済を行うことが予定されているため、出資金の償還は、原則として最終分配日の予定となっている。ただし、貸付先から期限前返済が発生し、運用期間が短縮される可能性がある。また、借手の貸倒れ等によって元本割れが生じ、最悪の場合、元本が0円になる可能性があり、実際の運用利回りを確約するものではない点、そのほか、出資金入金後の返金は不可である点、留意を要する。
ファンド概要
予定年間利回り | 7.0% |
借手資金使途 | 借手が行う不動産担保ローン事業における事業資金 |
運用期間 | 約10ヶ月(2018年10月中旬~2019年8月末日) |
募集期間 | 2018年10月3日午前10:00~2018年10月9日昼12:00 |
募集額 | 6億円 |
出資単位 | 1口5万円 |
担保 | 借手が「複数の第三債務者」に対して有する「抵当権によって担保された貸付債権」に質権を設定 |
SBIソーシャルレンディングは、SBI証券など金融サービス全般を取り扱うSBIグループのソーシャルレンディングサービス。SBIソーシャルレンディングでは、担保力を重視した貸付額の設定と借手ごとの厳格な審査(たとえば、資本金5,000万円以上、直近6年間の貸し倒れ件数2件以内かつ2,000万円以内、過払い債務なし、貸金業の業歴7年以上など)を行った企業に融資を行うファンドなどを扱っている。また、登録・販売・分配金の送金手数料が無料という特徴があり、これまでに累計融資額600億円超、投資家登録完了者数2万人超という豊富な実績がある。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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