不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家株式会社(以下:健美家)が2017年5月分のデータ「収益物件市場動向マンスリーレポート2017/06」を公表した。
健美家では、毎月、新規に登録された全国の収益物件3種別(区分マンション、一棟アパート、一棟マンション)のデータ(物件数、物件価格、表面利回り)を集計し、最新の市場傾向として取りまとめている。
調査結果によると、全種別で高値が続いており、利回りは過去11年間で最低値を記録している。
「区分マンション」の価格は1,537万円の前月比1.35%減で僅かに下落。6.96%の前月比同0.03ポイント上昇とほぼ横ばいだが、昨年同時期からは0.83ポイント下落した。「区分マンション」は3種別の中では最も下がり幅が大きく、2005年の調査開始以来、前月6.93%に次ぐ2番目に低い結果となった。
また「一棟アパート」の価格は6,678万円の前月比1.74%増と緩やかに上昇基調が続いている。表面利回りは8.74%と0.08ポイント低下。2006年1月以降で最も低い結果となった。
続く「一棟マンション」の価格は16,294万円の前月比4.57%増と2か月連続で上昇。表面利回りは7.87%の0.12ポイント低下となり、2006年3月以降で最も低い結果となった。
【参照リリース】収益物件市場動向マンスリーレポート2017/06 投資用不動産価格、全種別で高値続く 利回りは過去11年間で最低値を記録
(Hedgeニュース編集部 平井 真理)
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平井真理
インバウンド不動産投資・民泊投資をはじめとする幅広い業界にてニュース記事・ノウハウ記事・プレスリリースなどの執筆に携わる。「HEDGE GUIDE」では、主にニュース記事の執筆を担当。不動産業界,
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