不動産投資セミナーの個別相談で聞いておきたい4つの成功ポイント

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不動産投資セミナーは本や資料などの情報と違い、直接実際に不動産投資をしている人や専門家の話を聞くことができたり、具体的な運用方法を学んだりできる点でメリットが大きいと言えます。

また、多くのセミナーでは個別相談の時間があり、専門家に個別に話ができる機会を設けています。個別相談では大勢の人前では聞けないことが確認できたり、専門的なことをプロに直接質問したりすることができますので、積極的に利用したい機会です。

この記事では不動産投資セミナーに参加する際に準備しておきたいことや、個別相談の効率的な使い方についてご紹介します。

目次

  1. 不動産投資セミナーの流れ
  2. 不動産投資セミナーのテーマ事例
  3. 個別相談を使うメリット4つ
    3-1.疑問をその場で解決できる
    3-2.大勢の人の前では聞きにくいことが聞ける
    3-3.不動産投資に関する具体的な相談ができる
    3-4.専門家とのつながりができる
  4. 不動産投資セミナーに参加する前に準備しておきたいこと
    4-1.自分の希望をはっきりさせてセミナーに参加する
    4-2.どの状態まで話を進めるかを決めておくことが大事
    4-3.セミナー主催会社のことを事前に調べておく
  5. 個別相談で聞いておきたいこと4つ
    5-1.セミナーで分からなかったことや初歩的な質問
    5-2.節税やローンなど専門的な内容
    5-3.初期費用や物件のあるエリアなど投資に必要な内容
    5-4.利用を検討する管理会社の概要
  6. 個別相談をセミナー以外でも行っている不動産会社
  7. まとめ

1.不動産投資セミナーの流れ

不動産投資セミナーは一般的に2部制か3部制になっています。2部制では1部でその日のトピックとなるテーマで専門家が講話を行います。1部のテーマがそのセミナーのメインの講話となりますので、参加する前に自分の投資スタイルや、不動産投資に求めているものと大きく違っていないかどうかを確認することが大切です。

1部の講話が終わったら、2部が個別相談になります。個別相談は任意参加になることがほとんどですので、参加意思がなければ参加する必要はありません。3部制の場合は、1部と2部が専門家の講話で、3部が個別相談になります。

基本的にはこのような流れで、2部制でも3部制でも個別相談の時間が取ってありますので、この時間を有効的に使うようにしましょう。

2.不動産投資セミナーのテーマ事例

不動産投資セミナーのテーマにはどのようなものがあるのでしょうか。参考にマンション投資の会社が実施しているセミナーのテーマを見てみましょう。(2019年10月時点)

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このように、セミナーではそれぞれテーマが決まっていますので、「参加したけど自分には合わなかった」ということが無いように、自分が必要とするテーマを探して参加することが大切です。

3.個別相談を使うメリット

では、セミナー後に個別相談をした場合、どのようなメリットがあるのかを見てみましょう。

3-1.疑問をその場で解決できる

1部や2部で専門家の話を聞いた際に疑問が生じた場合、個別相談で質問することができ、そこで解決できることが考えられます。本を買って読んだり、資料を取りよせただけでは、疑問が生じた場合でも解決するのに時間がかかったりすることがありますので、セミナーに参加した場合は個別相談を有効活用するようにしましょう。

3-2.大勢の人の前では聞きにくいことが聞ける

講話の際に質問を受け付けてくれても、初歩的な内容やお金に関することなどは、みんなの前では恥ずかしいという気持ちが先に立ち、質問しにくいことも考えられます。個別相談では担当者と専門家(税理士や会計士、FPなど)の2人で聞いてくれたり、専門家1人だけだったりすることもありますので、大勢の人の前では聞きにくいことでも聞きやすくなるでしょう。

3-3.不動産投資に関する具体的な相談ができる

そろそろ不動産投資を始めようかと思っている時など、どのような運用になるかといった質問は、時間がかかりそうなので相談しにくいものです。しかし、個別相談ではそういった話もすることができます。

詳細は別の機会に時間を取ってする形にはなったとしても、こちらの希望を不動産会社に伝えたり、投資にあたって準備するものを聞けたりしますので、先に話を進めることができます。

3-4.専門家とのつながりができる

一度個別相談をしていれば、後で何かあった時にもその人に相談ができる可能性があります。普段は専門家と知り合う機会はあまりありませんので、このような機会を利用して相談していれば、その後機会があった際にも話ができたり、内容によっては気軽に相談に乗ってくれたりする可能性もあります。

個別相談を通して知り合いになっておくことは、専門家のネットワークを広げることにもつながりますので、積極的に利用するようにしましょう。

4.不動産投資セミナーに参加する前に準備しておきたいこと

せっかくセミナーに参加しても、質問が的外れだったり、聞きたいことが聞けなかったりすると、質疑応答や個別相談の時間を損してしまいますので、セミナーに参加する前には十分な準備をしておくことが大切です。何を準備しておけば良いのかを見てみましょう。

4-1.自分の希望をはっきりさせてセミナーに参加する

   
セミナーを開催している会社によって取り扱っている物件のあるエリアが違っていたり、紹介してもらえる金融機関が限られたりします。そのため、自分の希望をはっきりさせてセミナーを探すことが大切です。例えば投資をする目的や、投資対象は中古なのか新築なのかといったこと、また初期費用はいくらくらい用意できるかといったことです。

そのような質問事項を事前にまとめることで、参加すべきセミナーが絞られてきますし、参加した際に積極的に質問もできるようになります。

4-2.どの状態まで話を進めるかを決めておくことが大事

セミナーに参加する際は、そのセミナーでどの段階まで話を進めたいのかを考えておきましょう。他のセミナーと合わせて勉強目的で参加するのか、融資の金利相場や注目エリアや物件価格などの情報収集をしたいのか、あるいはそのセミナーで良い物件があれば購入の話に進み、不動産投資を始めてみたいのか、といった意思決定に関することです。

話をどこまで進めるかによって、個別相談で話す内容もある程度範囲が決まってくるので、どの状況まで進展させたいのかを考えてセミナーに参加するようにしましょう。

4-3.セミナー主催会社のことを事前に調べておく

セミナーを開催している会社のことは十分に調べておくことが大切です。上場しているか、物件の管理は自社で行っているかどうかなどを知ることで、自分がセミナーに参加してメリットがあるのかどうかが見えてきます。

具体的に不動産の購入を考えている場合、セミナーの内容や主催会社のスタンスが自分の求めている投資スタイルと合っていなければ、セミナーに参加しても話を前に進めることは難しくなります。そのようなことがないように、セミナーを行っている会社のことはきちんと調べるようにしましょう。

5.個別相談で聞いておきたいこと4つ

個別相談のメリットを有効活用できるように、現場ではどのようなことを聞けば良いのでしょうか。個別相談の際に聞いておいた方が良いことについて見てみましょう。

5-1.セミナーで分からなかったことや初歩的な質問

個別相談では大勢の前では聞けないようなことも聞けるメリットがあります。個別に相談できる場ですので、初歩的な質問や疑問に思っていても恥ずかしくて大勢の前では聞けない、といったことでも漏れなく聞いて解決できるようにしましょう。

5-2.節税やローンなど専門的な内容

個別相談はセミナーに講師として登壇した専門家が担当として相談を受ける場合がありますので、その際はその分野の専門的な質問をすることができます。その際は遠慮せずに踏み込んだ質問をして問題を解決するようにしましょう。

5-3.初期費用や物件のあるエリアなど投資に必要な内容

個別相談の担当者が不動産会社の営業マンの場合は、その会社が行っている不動産投資の内容に精通していますので、取引についての詳細な質問をするといいでしょう。

投資する物件のタイプやエリアによって必要資金が違ってきますので、取り扱っている物件が新築なのか中古なのかといったことや、対象エリアなどを個別相談の際に確認しておくようにしましょう。

セミナーや個別相談の中で気に入った物件の紹介があれば購入して投資を始めても良いという場合は、取り扱い物件の価格や初期費用の額、提携金融機関なども聞いておくようにしましょう。

5-4.利用する管理会社の概要

不動産会社によって自社で管理業務をしている場合と、自社では管理を行わず委託している場合があります。管理会社によっては管理物件の入居率が99%を超えていたりすることもあり、委託する管理会社によって運用状態は変わります。そのため、物件を購入する際は委託する管理会社はどこになるかを聞いておくようにしましょう。

6.個別相談をセミナー以外でも行っている不動産会社

個別相談はセミナーだけで行われているわけではありません。仕事の都合などでセミナーに参加できない人のために、ある程度希望の日時に合わせて個別相談の時間を取ってくれる会社があります。以下に個別相談を行っているFJネクストの相談会概要を記載しておきます。

まとめ

不動産投資セミナーに参加した際に個別相談をうまく使う方法と、セミナーに参加する前に準備しておきたいことについてご紹介しました。セミナーでは基本的に個別相談の時間が取ってあります。個別相談では専門家とも個別に話ができますので、目的に応じて参加して効率的に使いたいものです。

個別相談では2~3人程度と少人数で行われますので、大勢の人の前では聞けないことが聞けたり、時間がかかりそうな相談もしたりすることができます。また、相談をすることで専門家との接点ができますので、ゆくゆく何かあった時に相談に乗ってくれる人を作れる可能性も広がります。

個別相談をする際は、時間が無駄にならないように、相談する内容を前もって準備しておくことが大切です。不動産投資を成功させるためにも個別相談を有効に活用するようにしましょう。

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西宮光夏

不動産会社での勤務や、所有している不動産運用の経験をもとにHEDGE GUIDEでは不動産関連記事を執筆しています。現在は主にふるさと納税の記事を担当しています。ふるさと納税記事では、地域の人たちが心を込めて提供する返礼品の素晴らしさを、少しでも多くの人にお伝えできればと思っています。