どれがいい?ワンルーム投資セミナーを目的別に使い分けるコツ

ワンルームマンションの投資セミナーでは専門家の話を聞くことができる上に、個別に質問をしてアドバイスを受けることができる点で、本やインターネットの情報では得られないメリットがあります。

しかし、自分の投資スタイルと合わないセミナーに参加しても、期待していた情報を得られない可能性がありますので、セミナーを選ぶ際は主催企業の概要やセミナーの内容をきちんと調べた上で参加することが大切です。

今回はワンルーム投資セミナーを開催する不動産会社の様々な特徴を確認した上で、投資目的別にどういったセミナーが合っているかについてご紹介したいと思います。

目次

  1. 不動産会社によって特徴が異なる
    1-1.新築か中古かでノウハウが違う
    1-2.リノベーションをする場合としない場合がある
    1-3.都心のみで事業展開をする不動産会社
    1-4.金融機関の特約などが違う
  2. 投資目的に合わせたワンルーム投資セミナーの選び方
    2-1.長期間保有してキャッシュフローを増やしたい場合
    2-2.初期費用を抑えてワンルーム投資がしたい場合
    2-3.長期で安定した賃貸運用がしたい
    2-4.都心や駅近など立地を最優先する場合
    2-5.会社の規模や信用などで判断したい場合

  3. まとめ

1.不動産会社によって特徴が異なる

ワンルーム投資とは、ワンルームマンションを購入し賃貸経営をすることを言います。ワンルームは不動産会社から購入しますが、会社によって取り扱う物件が新築か中古なのかといった点や注力するエリアが違い、それぞれ得意とする分野や苦手な分野があります。

セミナーでは主催する不動産会社が自社の得意分野で運用の仕方をレクチャーするケースが多いので、セミナーに参加する際はセミナーのテーマや会社の特徴を知ってから参加することが大切です。

例えば頭金10万円で投資ができるスキームを持つ不動産会社は、初期費用をあまりかけずに投資ができる点を紹介したり、多くの金融機関と提携している会社なら金利の低さやローンを組む際のメリットを訴求したりすることが考えられます。

その場合、頭金を多く入れて借入額を減らしたい方や、借入をせず現金のみで購入したい方は、そのようなセミナーに参加してもメリットを感じない可能性があります。

このようにセミナーを開催している不動産会社の強みや弱みによって、セミナーの内容がそれに合わせた内容になる傾向がありますので、セミナーに参加する際は自分の投資スタイルに合っているかの確認をすることが大切です。

ここでは、不動産会社によって、どのような特徴があるのかを見てみたいと思います。

1-1.新築か中古かでノウハウが違う

新築と中古のどちらを販売しているかで、その不動産会社が持つノウハウは違います。例えば、一般的にワンルーム投資を行う際は金融機関から融資を受けますが、金融機関が融資をする際の金利や返済期間、融資額などが新築と中古では異なります。そのため不動産会社が行う手続きも異なることがある上、うまく融資を引き出すための交渉の仕方も変わります。

また、物件を仕入れる方法に関しても、新築物件の場合は自社で土地の仕入れから販売までを全て行う会社もありますが、中古の場合は仲介での取り扱いが多くなります。

このように、新築と中古では多くの点で不動産会社に必要となるノウハウが違います。両方を取り扱っている会社もありますが、新築と中古のどちらか一方しか取り扱っていない不動産会社もあります。

このようなことから、新築物件を主に取り扱う不動産会社と中古を主に取り扱う不動産会社が行うセミナーの内容には違いが出てくると言えます。
        

1-2.リノベーションをする場合としない場合がある

同じ中古のワンルーム投資でも、自社でリノベーションをしてから販売する会社と、リノベーションはせずに仲介だけをする会社があります。リノベーションをした場合は、しない場合と比較して価格帯が高くなります。そのため一般的な中古ワンルーム投資と比較すると利回りは低くなります。

一方、リノベーションによって採光が広がったり、最新式の設備や内装になったりするケースもあり、高級感や快適性が増すことで家賃を高く設定できたり、売却の際にも高く売却できたりする可能性があります。

1-3.都心のみで事業展開をする不動産会社

都心には人口が集中し、家賃も高く設定できますので、都心に建設された物件であれば長期的に投資メリットが得られる可能性が高くなります。しかし、都心にはマンションを建てる場所が少なくなっていますし、建設できたとしても新築では物件価格が高くなる可能性もあります。

一方、都心にはすでに建設されている中古物件も数多くありますので、物件価格の面で新築は難しいという場合でも中古物件を狙うことで都心にもマンションを所有しやすくなります。不動産会社の中には都心のみに自社物件を持ち、中古物件を流通させている会社もありますので、都心の物件を購入したい場合はそのような会社が開催するセミナーに参加することで、都心の物件を運用するノウハウを得ることができます。

1-4.金融機関の特約などが違う

不動産会社の中には多くの金融機関と提携し、関係を太くして良い条件を提供できる会社も少なくありません。そのような不動産会社でワンルームを購入する場合、頭金が10万円で済んだり、フルローンが組めたり、他の金融機関より低い金利でローンが組めたりするなどのメリットがあります。

そのような不動産会社の融資上の強みを効果的に利用するためには、セミナーに参加する前に、物件を購入する際に初期費用をかけたくないのか、あるいは頭金を多く支払ってもローン金額を少なくしたいのかといった、自分が準備できる頭金の額や毎月の返済できる額など、目安となる借入条件を決めておく必要があります。

2.投資目的に合わせたワンルーム投資セミナーの選び方

不動産会社によって取り扱っている物件のタイプや、物件があるエリア、金融機関の条件などの特徴があることがわかりました。投資をする目的によって、どのようなセミナーに参加すれば良いのかを見てみましょう。

2-1.長期間保有してキャッシュフローを増やしたい場合

キャッシュフローとはお金の流れのことで、例えば家賃収入から諸経費を支払った後にいくら手元にお金が残るのかを表すような指標です。ワンルームを長期間保有してキャッシュフローを増やすには、なるべく高い家賃で貸す、入居率を維持する、毎月の家賃収入から支払うローンの返済額を抑える、といったことが大切です。

返済額を抑えるには金利を低く、できるだけ長い返済期間でローンを組むことが必要になりますので、低い金利でローンを組んだ実績がある会社や、節税対策の仕方などを積極的に提案する会社が行うセミナーに参加することが一つの方法になります。

中古ワンルームで低金利・長期での融資実績がある不動産会社のセミナー情報

2-3.長期で安定した賃貸運用がしたい

新築ワンルームは中古に比べると利回りが低いのですが、当分の間は入居率が高くなる傾向にあるため、安定した運用が期待できます。入居率の実績を出している不動産会社もあるため、高い実績を持つ会社を選ぶのも有効です。

また中古でも資産価値が落ちにくい物件を探している場合は、リノベーションで投資価値を上げた物件を販売している会社がおすすめです。

入居率が99.5%以上の実績がある不動産会社のセミナー情報

2-4.都心や駅近など立地を最優先する場合

ワンルーム投資の成功には立地が大きく影響してきます。立地が良ければ、多少価格帯が高くて利回りがあまり良くなくても、長期的の資産価値の維持が期待できます。立地にこだわって物件を探したいという方は、都心や、都心ではなくても駅からの距離が近いエリアに建っている物件を中心に販売している不動産会社のセミナーに参加すると良いでしょう。

都心の物件や駅近物件を中心に販売している不動産会社のセミナー情報

2-5.会社の規模や信用などで判断したい場合

初めてワンルーム投資をする方の中には、大手の不動産会社と安心して取引をしたい、と考える方もいるでしょう。上場している不動産会社は豊富な資金力で、土地の仕入れから販売、管理まで幅広く事業を行っています。出口戦略を考える際もワンストップで購入から売却までのサポートをしてくれるため、初めての方にも安心です。

東証1部に上場している不動産会社が行うセミナー情報

 

まとめ

不動産会社の事業内容の特徴と、会社の特徴を活かしたセミナー情報についてご紹介しました。

不動産会社はそれぞれ独自のサービスを展開しています。ワンルームの投資セミナーでは、その会社の特徴を活かした投資法や、運用の仕方を知ることができます。そのため、セミナーに参加する際は、自分の目的に合ったサービスを展開している不動産会社のセミナーを選ぶことが、よりワンルーム投資への理解を深める方法になります。

セミナーに参加する際は事前に不動産会社の特徴を調べて、できるだけ自分の投資スタイルに合った不動産会社のセミナーに参加するようにしましょう。

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西宮光夏

西宮光夏

国内、海外の不動産投資の情報を中心に、投資全般とスポーツ関連メディアのライティングを手掛けています。HEDGE GUIDEでは国内外の不動産投資に関する記事を担当しています。初心者の方にもわかりやすい形で情報提供していければと思っています。只今、国内においては東京オリンピック前後の不動産状況に注目です。