IT系サラリーマンが不動産投資を始めるメリット・デメリットは?体験談・口コミも

平均給与の高いIT系サラリーマンの方にとって、不動産投資ローンを活用できる不動産投資は、資金効率の良い投資ができる可能性があります。

また、不動産投資は物件管理や運営を管理会社へ委託できることから、本業に支障が生じることも少ない投資方法であり、様々なメリットがあると言えるでしょう。

しかし、不動産投資は運用する金額も大きくなることでリスクが高まってしまう特徴があります。メリットだけではなくデメリットにも注意して投資検討することが大切です。

そこでこの記事では、IT系サラリーマンが不動産投資をするメリット・デメリットを整理し、実際に不動産投資をしているIT系サラリーマンの方の体験談・口コミをご紹介していきます。

目次

  1. IT系サラリーマンが不動産投資をするメリット
    1-1.運営を管理会社に委託でき本業に集中することができる
    1-2.不動産投資ローンを活用して資産形成することができる
    1-3.本業とは異なる業界の副収入を見込める
  2. IT系サラリーマンが不動産投資をするデメリット
    2-1.投資判断やリスク負担がストレスになることがある
    2-2.多額の収入を得たり、資産規模を急拡大したりすることは難しい
    2-3.不動産投資ローンを借りることで、家計に影響が生じることがある
  3. 不動産投資を始めたIT系サラリーマンの方の体験談・口コミ
    3-1.不動産投資にはどのような印象があった?
    3-2.不動産投資を始めるポイントとなったのは?
    3-3.不動産投資を始めて変化はあった?
  4. まとめ

1.IT系サラリーマンが不動産投資をするメリット

IT系サラリーマンが不動産投資をするメリットとして、次のような点が挙げられます。

  • 運営を管理会社に委託でき本業に集中することができる
  • 不動産投資ローンを活用して資産形成することができる
  • 本業とは異なる業界の副収入を見込める

以下で、それぞれについて詳しく説明していきます。

1-1.運営を管理会社に委託でき本業に集中することができる

IT系サラリーマンの方の場合、不動産投資は本業の職務とかけ離れており、物件の管理や入居者対応など、不動産投資の運営作業に積極的に関わるのは、負担が大きい場合もあるでしょう。また、本業をできる限り優先して、投資にはあまりエネルギーを割きたくない、という方もいるのではないでしょうか。

そのような場合であっても、不動産投資であれば、運営の大部分を管理会社に委託することができるため本業への影響は少なく、本業に集中しやすいといえます。

ただし、収益物件の大規模修繕や入退去時の精算、賃料の見直し、売却判断など、投資の収支に大きな影響を与えるような事柄については、オーナーが判断する必要があるので注意しましょう。

1-2.不動産投資ローンを活用して資産形成することができる

不動産投資では、金融機関のローンを受けることで、少額の自己資金で高額の収益不動産を購入することが可能です。

不動産投資ローンを活用すれば、投資効率を上げて資産形成のスピードを速めることもできます。自己資金の利用を抑えて手元に余裕資金を残しておくことで、将来の空室や修繕などのリスクに備えることも可能です。

ローンを受ける際の金融機関の審査では、収益物件の担保評価に加えて、借りる人の給与や勤め先情報などの属性が重視されます。

厚生労働省の「労働統計要覧」によると、IT系サラリーマンの方は他業種と比較して給与額が高い傾向があります。属性面からの金融機関の評価にもプラスに働くため、IT系サラリーマンは不動産投資ローンを受けやすい職業の一つといえるでしょう。

1-3.本業とは異なる業界の副収入を見込める

不動産投資による家賃収入は、必ずしも労働することを必要とせず、資産を運用することで得られる収入です。そのため、本業で働いている間の収益も見込むことができ、本業で収益が下がった時に備えるリスクヘッジともなり得ます。

また、不動産投資では、ITとは異なる業界の収益を得ることになります。不動産所得を得ておくことで、IT業界全体の不振が続く時に備えて自身の収入を多角化し、リスクを分散することにもつながります。

2.IT系サラリーマンが不動産投資をするデメリット

IT系サラリーマンが不動産投資をするデメリットとして、次のような点が挙げられます。

  • 投資判断やリスク負担がストレスになることがある
  • 多額の収入を得たり、資産規模を急拡大したりすることは難しい
  • 不動産投資ローンを借りることで、家計に影響が生じることがある

以下で、それぞれについて詳しく説明していきます。

2-1.投資判断やリスク負担がストレスになることがある

不動産投資において日常的に発生する運営管理業務は、不動産管理会社に委託することが可能です。

しかし、収益物件の大規模修繕や入退去時の精算、賃料の見直し、売却判断などの重要な判断はオーナー自身がおこなう必要があり、慣れないうちはストレスになる可能性もあります。

また、収益物件の老朽化に伴って大規模な修繕の必要に迫られたり、災害などによって破損したりした場合には、その修繕費用を自己資金から捻出するような事態が生じる可能性もあります。このような不動産投資をおこなうことによって生じうるリスクが負担になる場合があります。

2-2.多額の収入を得たり、資産規模を急拡大したりすることは難しい

不動産投資の家賃収入は、投資額に対して数%~十数%の表面利回りで運用して得られるものであり、少額の収入を長期にわたって積み重ねていく投資方法となります。短期間に大きな収益を得ることは難しく、このような点はデメリットと言えます。

また、サラリーマンがおこなう不動産投資は、属性によって不動産投資ローンの融資額に上限があります。投資資産の規模を急速に拡大することは難しく、資産規模も収益を積み重ねて、余裕資金を再投資することで徐々に拡大していく戦略になるでしょう。

2-3.不動産投資ローンを借りることで、家計に影響が生じることがある

不動産投資ローンを借りると、サラリーマンの属性に応じた融資枠を使ってしまうことになります。

家計において、住宅やマイカーを購入するなど、大きな買い物をするためにローンを組むとき、不動産投資ローンで融資枠を使っていることによって、ローンの条件に影響が生じる場合があります。

3.不動産投資を始めたIT系サラリーマンの方の体験談・口コミ

実際に、不動産投資を始めたIT系サラリーマンの方の体験談・口コミをみていきましょう。以下は、東証1部上場企業の不動産投資会社「プロパティエージェント」で実際に投資マンションを購入された公認会計士の方々の体験談・口コミを一部抜粋したものです。

3-1.不動産投資にはどのような印象があった?

自分とは縁遠いものだった

私にとって、不動産投資とは、ある程度の資産がある方がやるもの。周囲に不動産投資をしている方はいましたが、皆さん親世代くらいの方ばかり。自分とは、まだ縁の遠い存在だと思っていました。マンションオーナーといえば大家さんですからね。地主の方たちがやるものという認識だったのです。(IT企業・30代・男性)

近い所にいたはずの私も、手の出しにくいものでした

実は、今の会社に転職する前は、不動産仲介のインフラを提供するテクノロジー企業で、賃貸領域に関わるチャットシステムを開発するエンジニアとして勤務していました。不動産取引を滑らかにするというミッションのもとに不動産のデジタル化を推進する会社だったのです。ところが、そんな近い場所にいたはずの私でも、不動産への正しい理解はできていませんでした。「資産をたくさん持っている人たちのもの、ギャンブル的要素の大きな手段、知識がないと手を出せない投資スタイル」というイメージが、どうしてもつきまとっていたのです。自分が始めるには不確実な世界。それがずっと感じていたイメージでした。(IT企業・20代・男性)

3-2.不動産投資を始めるポイントとなったのは?

論理的な納得感が重要だった

話を伺って、月々、少額の用意でスタートできること。頭金も少なくて済むこと。何より、会社員をしながらできる投資手段だということが理解できました。それに、会社員だから活用できる与信でローンを組むことができます。確かに、数千万円という金額にはプレッシャーも感じましたが、災害が起こった時や、会社自体の存続の危機に対してはどうなるのかといった、聞きにくい質問にもきちんと答えてもらいました。私事に当たっては、自分で決定するタイプ。誰かに相談するよりも、自分の納得性が重要でした。(IT企業・20代・男性)

ロジカルな説明に納得がいった

将来に備えるにしても、大きな初期投資はしたくないと考えていました不動産投資とはどんなメカニズムなのか、詳しく話を聞きました。面倒くさい質問をしたはずですが、いつも納得のいく回答をもらえました。ロジカルな説得スタイルは私に向いているアプローチの仕方で、納得して先に進めます。マクロデータを踏まえた流れ、メリットの生まれる根拠。「だから可能性がある」という話には納得がいきます。(ITソリューション企業・30代・男性)

3-3.不動産投資を始めて変化はあった?

仕事のモチベーションが上がり、物件の大家である自覚も芽生えた

不動産投資を始めた後、想定できるのは2つのパターンです。空室なしでどんどんうまっていくか、空室が出て利益が出ないか。仮に空室が続けばマイナスが大きくなっていくので、もしそうなったとしても、大丈夫だと思えるまで収入を増やしたい。そのためにもどんどん働こう…と考えて、仕事のモチベーションが上がったんです。ばりばり仕事をして、資格試験の勉強も頑張って、収入を上げるべく、日々頑張っています。もうひとつ挙げられるのは、物件の大家としての自覚が芽生えたことです。入居してくださっている方のことは気になるので、プライバシーの一線は越えない範囲で、送られてくる情報はチェックしています。せっかく自分が納得して購入した物件ですので、住んでいる方にも快適に暮らしていただきたいと願っています。(IT企業・20代・男性)

ライフプランに長期的な視点を持つことができた

改めてライフプランについて考え、人に話したことも大きな要素でしたね。自分は、いずれ起業したいと思っています。起業に対するリスクも少なくなっていますし、ビジネススタイルも進化しています。働き手の選択肢はもっと拡がっていくのではないでしょうか。私も、仕事は70代、80代くらいまで元気なうちは続けたいと思っていますので、簡単にリタイアはしたくありません。集中したい仕事を抱えていて、忙しい人こそ向いている投資スタイルだと思いました。(IT企業・20代・男性)

※上記はすべて個人の感想です。投資を検討される際は、ご自身でもよくお調べの上ご判断下さい。

プロパティエージェント

プロパティエージェントは、東京23区・横浜エリアに集中したマンション開発・販売により入居率98.75%(2021年8月時点)の実績を有する東証1部上場企業です。扱う物件は新築マンションと中古マンションのハイブリッドとなっています。

提携金融機関も10社以上と充実しており、物件の担保力の高さからフルローンでの融資実績が非常に豊富です。賃貸管理や確定申告サポートなどアフターフォローも充実しています。2018年に行われた投資用マンションオーナー3,000人に対して行われた調査では、3年連続で顧客満足度・第1位(アイ・エヌ・ジー・ドットコム 調べ)を獲得しています。

まとめ

IT系サラリーマンの方は、不動産投資ローンを受けやすい傾向があり、資金効率の良い不動産投資がしやすい職業の一つといえます。本業に集中したいという希望がある場合であっても、運営管理業務を外注することができるため、本業への支障は少ない点がメリットです。

他方、投資判断などがストレスになる可能性や、家計に影響が生じる可能性もゼロではありません。このようなリスクを踏まえ、慎重に検討することが大切です。

すでに不動産投資を始めているIT系サラリーマンの方のインタビューでは、始める前は不動産投資のハードルの高さやリスクについて懸念はあったものの、不動産投資の仕組みを論理的に理解して納得して決断している傾向が見受けられました。

不動産投資を始める際は、不動産投資会社の説明をそのまま鵜呑みにするのではなく、自身でも納得できるよう情報を収集し、メリットとデメリットを理解した上で投資判断をしてみましょう。

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佐藤 永一郎

佐藤 永一郎

筑波大学大学院修了。会計事務所、法律事務所に勤務しながら築古戸建ての不動産投資を行う。現在は、不動産投資の傍ら、不動産投資や税・法律系のライターとして活動しています。経験をベースに、分かりやすくて役に立つ記事の執筆を心がけています。