外資系サラリーマンが不動産投資を始めるメリット・デメリットは?体験談・口コミも

外資系サラリーマンの方は、不動産投資ローンを活用して比較的に良い条件で資産拡大できる可能性があります。また、不動産投資は、外資系サラリーマンの方の就業環境やマインドと相性が良いといえるでしょう。

しかし、不動産投資は事業性の強い投資方法であり、事前に確認しておきたいデメリットや注意点もあります。自身の状況や投資目的にあっているかどうか、慎重に判断することが大切です。

この記事では、外資系サラリーマンが不動産投資をするメリット・デメリットを整理し、実際に不動産投資を始めている外資系サラリーマンの方の体験談・口コミをご紹介していきます。

目次

  1. 外資系サラリーマンが不動産投資をするメリット
    1-1.不動産投資ローンを良い条件で組み、資産拡大できる可能性がある
    1-2.合理的な考え方を不動産投資に活かすことができる
    1-3.本業のリスクや新たなチャレンジをするリスクを家賃収入で補うことができる
  2. 外資系サラリーマンが不動産投資をするデメリット
    2-1.投資判断やリスク負担がストレスになることがある
    2-2.多額の収入を得たり、資産規模を急拡大したりすることは難しい
    2-3.不動産投資ローンを借りることで、家計に影響が生じることがある
  3. 不動産投資を始めた外資系サラリーマンの方の体験談・口コミ
    3-1.不動産投資に興味を持ったきっかけは?
    3-2.不動産投資を始めるポイントとなったのは?
    3-3.不動産投資を始めて変化はあった?
  4. まとめ

1.外資系サラリーマンが不動産投資をするメリット

外資系サラリーマンが不動産投資をするメリットとして、次のような点が挙げられます。

  • 不動産投資ローンを良い条件で組み、資産拡大できる可能性がある
  • 合理的な考え方を不動産投資に活かすことができる
  • 本業のリスクや新たなチャレンジをするリスクを家賃収入で補うことができる

以下で、それぞれについて詳しく説明していきます。

1-1.不動産投資ローンを良い条件で組み、資産拡大できる可能性がある

不動産投資では、金融機関のローンを受けることで、少額の自己資金で高額の収益不動産を購入することが可能です。

不動産投資ローンを活用すれば、投資効率を上げて資産形成のスピードを速めることもできます。また、自己資金を抑えて手元に余裕資金を残しておくことで、将来の空室リスクや修繕リスクに備えることにもつながります。

不動産投資ローンを組む際の金融機関の審査では、収益物件の担保評価に加えて借りる人の属性が重視されますが、外資系サラリーマンの方は高収入の方が比較的多く、属性面からの金融機関の評価も高い傾向があるといえます。

1-2.合理的な考え方を不動産投資に活かすことができる

外資系企業では日本企業と比較して成果主義やジョブ型雇用制度が主流であり、そのような企業に勤務する外資系企業のサラリーマンの方は、日常の業務をおこなう上で、合理的に物事を考える傾向が強いといえるでしょう。

不動産投資は事業性の強い投資方法であり、リターンとリスクのバランスをとった経営判断を求められることも少なくありません。リターンとリスクそれぞれの背景にある要素を合理的に分析して、判断をおこなう姿勢が求められます。

日常の業務でこのような判断を行っている方であれば、合理的に状況を判断し、良い投資結果に結びつけられる可能性が高まると言えるでしょう。

1-3.本業のリスクや新たなチャレンジをするリスクを家賃収入で補うことができる

外資系企業では、成果主義やジョブ型雇用制度が主流であることから、給与や雇用の流動性が高い傾向があります。本業以外の収入を確保したいと考えたり、状況によってはリタイアを早く検討する場合もあるでしょう。

勤労による収入以外に、資産を運用することで得られる家賃収入が継続的にあることで、勤労収入が流動したり途絶えたりした場合のリスクヘッジと考えることもできます。

また、起業を検討したり、あるいは充実したプライベートを送る方法を考えるにあたっても、家賃収入があることで余裕が生まれ、選択肢の幅を広げることにもつながります。

2.外資系サラリーマンが不動産投資をするデメリット

外資系サラリーマンが不動産投資をするデメリットとして、次のような点が挙げられます。

  • 投資判断やリスク負担がストレスになることがある
  • 多額の収入を得たり、資産規模を急拡大したりすることは難しい
  • 不動産投資ローンを借りることで、家計に影響が生じることがある

以下で、それぞれについて詳しく説明していきます。

2-1.投資判断やリスク負担がストレスになることがある

不動産投資において日常的に発生する運営管理業務は、不動産管理会社に委託することが可能です。

しかし、収益物件の大規模修繕や入退去時の精算、賃料の見直し、売却判断などの重要な判断はオーナー自身がおこなう必要があり、慣れないうちはストレスになる可能性もあります。

また、収益物件の老朽化に伴って大規模な修繕の必要に迫られたり、災害などによって破損したりした場合には、その修繕費用を自己資金から捻出するような事態が生じる可能性もあります。このような不動産投資をおこなうことによって生じうるリスクが負担になる場合があります。

2-2.多額の収入を得たり、資産規模を急拡大したりすることは難しい

不動産投資の家賃収入は、投資額に対して数%~十数%の利回りで運用して得られるものであり、少額の収入を長期にわたって積み重ねていくことになります。長期的な資産形成が検討できる一方で、投資規模の拡大を行わないのであれば、短期間に大きな収益を得ることは難しいデメリットがあります。

さらに、サラリーマンがおこなう不動産投資は、属性によって不動産投資ローンの融資額に上限があります。そのため、投資資産の規模を急速に拡大することは難しく、資産規模も収益を積み重ねて、余裕資金を再投資することで徐々に拡大していく戦略になるでしょう。

2-3.不動産投資ローンを借りることで、家計に影響が生じることがある

不動産投資ローンを借りると、サラリーマンの属性に応じた融資枠を使ってしまうことになります。

家計において、住宅やマイカーを購入するなど、大きな買い物をするためにローンを組むとき、不動産投資ローンで融資枠を使っていることによって、ローンの条件に影響が生じる場合があります。

3.不動産投資を始めた外資系サラリーマンの方の体験談・口コミ

実際に、不動産投資を始めた外資系サラリーマンの方の体験談・口コミをみていきましょう。以下は、東証1部上場企業の不動産投資会社「プロパティーエージェント」で実際に投資マンションを購入された外資系サラリーマンの方々の体験談・口コミを一部抜粋したものです。

3-1.不動産投資に興味を持ったきっかけは?

年収の大きな変動を経験した

私は現在、外資系コンサルティングファームに勤めているのですが、一度は事業会社へと転職し、そこから出戻りしています。その際に、年収が下がってまた上がるという、収入面の大きな変動を経験しました。これによりお金回りへの関心が増し、特にその中でも金融機関の与信枠の使い道を考えるようになったんです。じゃあ、金利を低く抑え、かかる手間のことも考慮した、有効活用方法はなんだろう。そう検討したときに、不動産投資が一番の候補になると思いました。(外資系コンサルティング会社・30代・男性)

転職をきっかけに将来設計を考えた

転職するまでは、自分の給与明細も見たことがありません。仕事も給与も、あって当たり前。なかでも銀行は、昇進がストップすることがあってもリストラされることはないと考えていました。ところが、今いる外資系企業は、来年の自分の席も保証されかねない世界です。自分自身の成長のために望んだ結果とはいえ、転職して初めて、身一つの世界にいることを思い知りました。先々のために、何か手を打っておかなくてはいけません。株式投資も考えましたが、もう少し長期的な取り組みはできないだろうか。そう思っていた時にお話をいただき、ここは専門家の意見を仕入れてみようと考えました。(外資系金融情報サービス企業・20代・男性)

3-2.不動産投資を始めるポイントとなったのは?

ポートフォリオの一つとして長期的な商品であると思い選択した

私の場合は、一つに固執して資産運用するつもりはありません。リスク分散をしてポートフォリオを組みたいと考えています。保険商品を外貨建ての変動制の高いものにしたので、不動産投資を長期的な商品として選択しました。もう一つは、楽しみながらできること。デイトレーダーのように必死になるには無理があります。仕事や生活の負荷にならず、余力で取り組める投資でないと楽しめません。目前の金銭への執着度は低いので、長期的に冷静にできることが第一です。投資がストレスになってしまっては本末転倒です。(外資系コンサルティング企業・20代・男性)

与信枠を活用する投資手段として魅力を感じた

金融機関に勤めていた頃は、住宅ローンで残念なケースを何度も見てきました。それだけに、与信枠が活用できるうちにポートフォリオの種類を増やしておくことは有効な将来対策になると考えています。同じような保険をもう一本増やすよりも別の種類の投資手段を、大きめのロットで、レバレッジをかけて。そう考えて行くと、不動産投資という方法には十分な可能性があります。長期的な家賃収入が定期的に見込め、売買というオプション対応で中期的に切り替えもできると思います。(外資系金融情報サービス企業・20代・男性)

3-3.不動産投資を始めて変化はあった?

自分のビジネスへの第一歩にできそう

私にとっての不動産投資とは「経営の入り口」です。長期運用していくための物件選びでは、立地、部屋タイプ、ターゲット、競争力など、様々な要素を検討して答えを出しました。運用のシミュレーションを見せてもらった時に、これは、自分でビジネスを始める時の感覚に近いんじゃないだろうかと思ったのです。例えば、どんな業界を攻めるのか、どんなサービスや商品を、どんなターゲットに提供していくのか。資金繰りに対しては、どれだけ利益が出れば回って行くのか。不動産投資は、事業の取り組み方に似ていますよね。実は、私には仕事とは別に、自分のビジネスを持ちたいという野望もあります。現在は勉強をしている最中ですが、この経験はその一方にできそうです。(外資系金融情報サービス企業・20代・男性)

将来的な運用に向けて発想が変わった

購入した物件を将来的にどう運用していこうかな、という発想は生まれるようになりました。たとえば、現在の物件のローンを早めに返済し、そこから発生した収益を次の投資に充てていくなど……。物件を増やすことも視野に入れていますよ。具体的には、高価格の物件を一軒だけ所有するのではなく、少し安めのものを複数持ちすることで、リスクを分散できたらと考えています。物件同士のエリアを離すのも、ひとつの選択肢になるかもしれません。(外資系コンサルティング会社・30代・男性)

※上記はすべて個人の感想です。投資を検討される際は、ご自身でもよくお調べの上ご判断下さい。

プロパティエージェント

プロパティエージェントは、東京23区・横浜エリアに集中したマンション開発・販売により入居率98.73%(2021年10月時点)の実績を有する東証1部上場企業です。扱う物件は新築マンションと中古マンションのハイブリッドとなっています。

提携金融機関も10社以上と充実しており、物件の担保力の高さからフルローンでの融資実績が非常に豊富です。賃貸管理や確定申告サポートなどアフターフォローも充実しています。2018年に行われた投資用マンションオーナー3,000人に対して行われた調査では、3年連続で顧客満足度・第1位(アイ・エヌ・ジー・ドットコム 調べ)を獲得しています。

まとめ

外資系サラリーマンの方は、不動産投資ローンを良い条件で受けやすい傾向があるといえ、資産拡大も見据えた不動産投資ができるといえます。本業やプライベートで生じる収入面のリスクヘッジとなる可能性があります。

他方、投資判断などがストレスになる可能性や、家計に影響が生じる可能性もゼロではありません。リスクがあるということも念頭に置き、リスクとリターンのバランスをとった戦略が求められます。

すでに不動産投資を始めている外資系サラリーマンの方のインタビューでは、収入の変動や転職を機にリスク回避を考えたり、不動産投資のリスクやメリットを理解して、合理的かつ前向きに決断している傾向が見受けられました。

また、不動産投資を開始してからは、ビジネスに生かそうと考えたり、資産拡大を目指したりと、不動産投資を人生設計に積極的に活用していこうという方の意見がありました。

不動産投資は事業性の強い投資方法であり、その戦略や適した投資規模、投資の目的は個々人によって異なります。これから不動産投資を検討する際は、まずは情報収集を行いながら、自身にあった投資方法を検討してみると良いでしょう。

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佐藤 永一郎

佐藤 永一郎

筑波大学大学院修了。会計事務所、法律事務所に勤務しながら築古戸建ての不動産投資を行う。現在は、不動産投資の傍ら、不動産投資や税・法律系のライターとして活動しています。経験をベースに、分かりやすくて役に立つ記事の執筆を心がけています。