不動産CFのTECROWD、国内開発型ファンド「Wyoming Data Center」4/4募集開始。想定利回り年利9.5%

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TECRA株式会社は3月21日、1口10万円から海外に投資できる不動産クラウドファンディング(CF)「TECROWD(テクラウド)」の60号ファンド「Wyoming Data Center」の情報を公開した。アメリカ・ワイオミング州でのデータセンター(DC)開発プロジェクトを対象としたファンドで、募集金額14億円、想定利回り(年利)9.5%。予定運用期間は4月21日から2025年4月20日までの12ヶ月。

3月21日から27日まで「ダイヤモンドクラス」「ルビークラス」の会員先行抽選を受付け、28日午後3時ごろに結果を発表。一般募集を4月4日午後6時から20日まで実施する。配当予定日は2025年5月20日。

このプロジェクトは、2万274.8㎡の土地にDCを建築するもの。造成工事は2025年4月に完工予定。本ファンドでは、土地取得から建築確認取得および造成工事までの資金を募集し、造成後の土地引き渡し時に得られるキャピタルゲインを原資として配当を行う。

同社によると、DCの市場規模は年々増加傾向にあり、2030年まで10%超の年平均成長率で拡大が見込まれている。対象地のワイオミング州は安定した電力を安価で供給しており、全米でもDC開発用地として名高い。また、今後も継続が想定されるDC市場規模の拡大に比例しDCの需要は底固く推移する可能性が高いことから、プロジェクト成功の可能性も極めて高いとしている。

テクラウドは優先劣後方式を採用しており、本ファンドの劣後出資1億5550万円。ファンド運用に関わる全ての金銭の授受を円建てで行うことにより、投資家の配当受取・元本償還時の為替リスクをヘッジしている。

出資総額15億5550万円の使途は、土地取得費用11億4千万円、建築確認取得費用1億925万円、造成工事費用2億1850万円、設計費用7125万円、不動産取得時税金950万円、予備費700万円を見込む。

テクラウドでは3月21日から申し込み操作方法が変更された。「契約成立前書面」「契約成立時書面」「クーリングオフについて」の3点がポップアップで表示されるようになり、タブの切り替えが不要となる。また、申込みデモ画面をリリース、使用している端末から申し込み操作を試せるようになった。

会員クラスについてのページも新たに作成。先行抽選対象ファンドの参加権利を設定する制度で、投資家の運用金額に応じてエメラルド、サファイア、ルビー、ダイヤモンドの4クラスがある。新ページで会員クラスと運用金額、、登録上限金額を一覧できる。掲載はテクラウドのホームページ「TECROWDについてのハンバーガーリスト」内。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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