株式会社SBI証券と子会社のSBIマネープラザ株式会社は1月29日、マンションデベロッパーの株式会社アスコットと業務提携契約を締結した。都心の賃貸住宅など不動産投資の専門家向けにアスコットが開発した不動産を提供し、SBIマネープラザ、SBI証券が顧客ニーズに即した商品の販売などを行っていく。
ゼロ金利政策の長期化と預金金利などの低下に伴い、顧客のポートフォリオ構築において、長期安定的な運用手段としての不動産の活用が注目されている。一方、不動産投資は物件選別の難しさ、金額の大きさ、煩雑な手続きなどが課題となり、一部の専門家向けの投資手段という特性がある。
今回の業務提携で、顧客中心主義に基づき顧客ニーズに即した商品提供を行うSBI証券とSBIマネープラザ、そして投資用賃貸マンション開発で長い歴史と実績を有するアスコットがそれぞれの強みを活かし、多様なニーズに対応する商品を提供する。
今後はアスコットが都心で賃貸住宅を開発し、開発した物件で組成した不動産ファンドを、地域金融機関との共同店舗を中心にコンサルと販売を強化するSBIマネープラザと、SBI証券がオンライン証券事業で築いた顧客基盤を生かし、送客などで連携していくスキームを描いている。「今後も不動産ファンドなど不動産と金融の融合を図るビジネス領域において、 SBIグループの有する金融ビジネスの顧客基盤や幅広いネットワークとアスコットの有する不動産ビジネスのノウハウを活用し、さらなる協業を推進していく」としている。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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