株式会社SBI証券は3月1日、投資一任サービス「SBIラップ」がサービス提供開始から約11ヵ月で残高300億円を突破したと発表した。SBIラップは、株式会社FOLIOが提供する投資一任サービス用システムプラットフォーム「4RAP」を採用したラップアカウントサービス。
AIを活用して40種以上のマーケットデータを精緻に分析することで、「危機察知」「景気動向の予測」「金融市場の予測」を行い、相場を先読みしたリスクコントロール型の自動投資配分によって、グローバルインデックスを上回るパフォーマンスを目指すとして2022年3月にローンチした。FOLIO社が持つ運用業者のノウハウを最大限に活かした質の高い運用サービスを提供している。
SBIラップは、投資一任契約期間1年間で以降は毎年自動更新される。最低投資金額は1 万円以上から。購入単位は初回・追加購入、積立購入とも1 万円以上1000 円単位。換金・解約の場合は1万円以上1000 円単位で一部換金が可能。投資一任口座では、8 種類の専用投資信託を通じて、米国上場の ETF に投資を行い、世界中の資産に分散投資を行う。
同年10月からは対面チャネル向けに「SBIラップ×SBI新生銀行」を開始。顧客ニーズに寄り添ったコンサルティングと最先端の運用ノウハウを活かし「リアルとデジタルを組み合わせた投資一任サービス」として、サービス向上を図った。申込み方法は SBI 新生銀行の店頭での書面手続きで、最低投資金額 200 万円以上から。購入単位は初回購入200 万円以上 1 万円単位、追加購入は50万円以上1万円単位となる。換金・解約 1 万円以上1円単位で一部換金が可能など、SBIラップとは相違がある。
委託会社はどちらもSBI アセットマネジメント株式会社。コストは、投資一任手数料が年率0.66%、SBIラップ×SBI新生銀行の場合は年率1.21%。
サービス開始から7ヶ月強の時点で残高200億円を超えており、その後も好調なペースで拡大している。SBI証券は「低コストで全自動の資産運用を行える点を評価いただいた」として、引き続き「業界最低水準の手数料で業界最高水準のサービス」の提供に努めるとしている。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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