株式会社不動産経済研究所が21日発表した2019年4月度の首都圏マンション市場動向で、発売は1421戸、前年同月(2342戸)比39.3%減、前月(3337戸)比57.4%減で、4カ月連続。4月としては1992年以来の少なさとなった。
契約率は64.3%(同1.3ポイント上昇)、前月比7.9ポイント下降。一方、1戸当たりの平均価格は5895万円(同6.3%増)、1平方メートル当たり単価は93.1万円(同16.4%増)で、いずれも4ヵ月連続で上昇となった。価格の上昇が発売件数に影響した。販売在庫数は7748戸で、前月末(8267戸)比529戸減少した。
即日完売物件は、「ガーラ・レジデンス稲城長沼」1期(東京都稲城市、9戸、先着順)、「メイツ東船橋」3期3次(千葉県船橋市、3戸、平均1倍、最高1倍)の2物件12戸。超高層物件(20階以上)は13物件130戸口(61.5%減)、契約率55.4%(前年同月16物件335戸、契約率63.6%)。5月の発売戸数は2,500戸を見込む。
【参照記事】不動産経済研究所「首都圏のマンション市場動向」(2018年7月度)
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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