GLMグループ「古着deワクチン」プロジェクトに参加、自社マンション入居者の退去時に古着を回収

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不動産大手の株式会社グローバル・リンク・マネジメント(GLM)のグループ会社である株式会社グローバル・リンク・パートナーズは8月29日、「古着deワクチン」プロジェクトに参加したと発表した。9月より自社マンションの入居者が退去する際に不要になった古着を回収する。

同プロジェクトは、不要になった衣類・服飾雑貨を、開発途上国でリユースすることで現地の雇用を生み出し、同時に一口につき5人分のポリオワクチン接種代金が寄付されるサービス。2010年11月より提供開始、現在は日本リユースシステム株式会社と株式会社リクルートマーケティングパートナーズ、認定NPO法人の「世界の子供にワクチンを」日本委員会、福祉作業所天成舎の2社2団体によって共同運営されている。これまでに累計204万4459人分のポリオワクチンを寄付し、約1595万8250着分の衣類を輸出した(2019年6月1日時点)。

GLMグループによると、マンションの退去時には、衣類を含め大量の廃棄物が発生。同プロジェクトを利用することで不要な衣類を再利用できるだけでなく、途上国の子供達へのポリオワクチン提供、障害者雇用や途上国での雇用創出に協力できる。グローバル・リンク・パートナーズでは、オリジナルブランドマンションの「アルテシモ」シリーズの入居者が退去する際、入居者の希望に応じて送り状や専用袋などが入った「古着deワクチン」専用キットを無料で提供。入居者は不要な衣類や靴を専用回収キットに詰めて着払い伝票を貼り、指定宅配業者に集荷してもらうだけで片付けが完了する。「今後もさまざまなサステナビリティ活動を推進し、不動産事業を通じて社会貢献活動に繋げていく」(GLMグループ)としている。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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