クリアル株式会社は8月3日、不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」で、運用中のホテル「ちくらつなぐホテルファンド」を7月30日に売却したと発表した。想定運用期間での売却を完了し、投資家の出資額についても元本に毀損なく償還・当初想定利回り通りの配当を行う予定。
同ファンドは募集金額2億3760万円、想定利回りは年利5.0%、想定運用期間は24ヶ月。売買契約締結日は6月30日、元本償還予定日は8月25日。
対象物件は千葉県南房総市千倉町に所在する延床面積1047.22㎡、 客室数15室(全3タイプ)、収容人数82名で、個室、大部屋、テントの部屋タイプを備えた「体験型新コンセプトホテル。もとは国立小学校の保養所で、高齢化に伴い過疎化が進行する同市で、老朽化し運用されなくなった施設をホテルへ再生することを目的に組成された。同社では「地域のシンボリックな施設の再生を通じた地方創生と、投資家に安定的なリターンを提供する投資採算性の両立を目指すESG不動産投資」と位置付けていた。ESG不動産投資とは、人口減少や少子高齢化等の喫緊の諸課題の解決に寄与する「環境・社会・企業統治」に配慮した不動産投資のこと。ほかに、待機児童問題の解消を目的とした、保育所を対象としたファンドなどを手掛けている。
同社と子会社のクリアルパートナーズ株式会社は不動産投資を通じた資産運用サービスを提供しており、クリアルでは不動産ファンドオンラインマーケット(不動産投資クラウドファンディング)のクリアル、機関投資家や超富裕層向けの資産運用サービスである「CREAL Pro(クリアルプロ)」を、クリアルパートナーズ社は個人投資家の中長期的な資産形成を目的とした資産運用サービス「CREAL Partners(クリアルパートナーズ)」を展開中。
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【関連ページ】CREALの評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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