昨日のビットコイン相場は下落。44,000ドル台からの短期的な下落トレンドは継続する動きとなっており、43,000ドルのサポートラインを割れてから引き続き上値の重い展開となっており、一時41,000ドル付近まで下落する場面も見られた。
イーサリアムは大手マイニングプールの閉鎖やBitmainの中国国内での販売停止などネガテティブなニュースや、ビットコインの上値の重さも影響し、2,800ドル台まで下落。2,700ドル割れは不可避とも考えられるようなチャート形状となってきている。
米国市場は3指数揃って大幅下落。
中国政府が中国恒大の資産購入を国内の国営企業に促すニュースが流れたものの、マーケットセンチメントが変わるには至らず、米国市場が債務上限問題の期限が迫る中で金利が引き続き上昇し株は大きく売られる展開となった。
米国債金利は債務上限問題の懸念とその後の大量発行が懸念されているのか金利上昇の動きが継続。10年債金利は1.54%まで上昇しており、チャートでもロングでは怖くて保有できないような動きとなってきている。
ドル円は110円半まで続伸。日本では自民党総裁選が行われるため、日経平均株価の急変には注意したいところ。
アメリカの債務上限問題でデフォルトの可能性はないと考えており、18日の期限までには合意するとは思うため株価はそこから回復することを狙っていきたい。個人的にはドル円はこの辺りからはショート目線で短期はエントリーしたい。細かく取っていくプレイにはなるだろうが、111円台後半からショートを振って111円台前半で利食いをするようなトレードが続くと考えている。
ビットコインは40,000ドルあたりまでは下落する目線に変更しており、ロングはその辺りまで一旦ストップ。イーサリアムも崩れそうな気配があるため、足元は怖くてロングは控える予定。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
【関連記事】イーサリアムとは?特徴・仕組み・購入方法
中島 翔
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素社会へのカギは森林クレジット 組成の流れや社会課題を現場目線で解説 - 2024年7月23日
- カーボンニュートラル技術開発・実証事業の公募詳細と採択プロセス解説 - 2024年7月10日
- 先進国金融政策はどうなる?円安動向や各通貨の売買戦略も解説【2024年6月】 - 2024年7月2日
- 持続可能な未来を支える「グリーンファイナンス」の2024最新動向 - 2024年7月2日
- ソラナ(SOL)ステーキングとカーボンクレジット利用 Sunrise Stakeの仕組み解説 - 2024年7月1日