埼玉県の不動産売却でおすすめの不動産一括査定サイトは?5社を比較

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東京都の北側に位置する埼玉県は、鉄道網、道路網が充実しており、都心部へのアクセスが良好なエリアです。県内で働く人々だけでなく、都心部で働く人々のベッドタウンとしての役割も担っており、人口増加率は全国4位と不動産需要が多いエリアでもあります。

この記事では、埼玉県の特徴や各エリアの地価推移のデータに加え、埼玉県の不動産売却で便利な不動産一括査定サイトを紹介します。

目次

  1. 埼玉県の不動産事情
    1-1.埼玉県の特徴
    1-2.埼玉県の地価情報
  2. 埼玉県の不動産売却に便利な不動産一括査定サイト5社の比較
    2-1.すまいvalue
    2-2.SUUMO(スーモ)
    2-3.リガイド(RE-Guide)
    2-4.ライフルホームズ(LIFULL HOME’S)
    2-5.HOME4U
  3. 埼玉県の不動産売却の傾向
    3-1.埼玉県の中古マンション売買の傾向
    3-2.埼玉県の中古一戸建て売買の傾向
  4. 埼玉県で不動産売却をする際の注意点
    4-1.買主候補のターゲットの絞り込みが重要になる
    4-2.空き家率は低いが空き家の実数は多い
  5. 埼玉県で不動産を売却するときの手順
  6. まとめ

1.埼玉県の不動産事情

2022年4月時点、全国的な少子化により人口減少しているため、都心部などの一部の地域を除いて不動産価格は低下傾向にあります。

しかし、埼玉県は都心へのアクセスが良く、全国第5位の経済圏であるため、不動産需要が比較的見込みやすいエリアです。ただし、埼玉県内でも東京へのアクセスが良いエリアと公共交通機関が発達していないエリアでは格差が大きく、地価の推移にも違いが見られます。まずは、埼玉県の特徴と地価情報について詳しく見ていきましょう。

1-1.埼玉県の特徴

埼玉県の鉄道事情をまとめると、県内の鉄道駅の総数が228駅、埼玉高速鉄道、東武鉄道、西武鉄道、東京地下鉄、秩父鉄道、東日本旅客鉄道、首都圏新都市鉄道、埼玉新都市交通の全部で8事業者の24路線です。

また、圏央道、外環道、関越道、東北道、常磐道、首都高など都心へのアクセスだけでなく周辺地域へのアクセスも充実しており、学生や社会人などが埼玉県をベッドタウンとして利用しています。

ねぎやほうれんそう、小松菜といった首都圏に向けた野菜の生産が盛んで、特に深谷市では深谷ねぎという甘くてやわらかいねぎが有名です。

県内総生産は全国5位、災害が少ないという恵まれた環境のもと、住み良い暮らし、活発な経済活動が行われています。

1-2.埼玉県の地価情報

埼玉県が公表した令和4年度までの地価公示推移は以下の通りです。

用途別平均変動率の推移(住宅地)

  • H26:+0.3
  • H27:±0
  • H28:±0
  • H29:+0.1
  • H30:+0.5
  • H31:+0.7
  • R2:+1.0
  • R3:-0.6
  • R4:+0.5

※参照:埼玉県「地価公示(令和4年版掲載)

不動産バブル崩壊後の埼玉県の地価は、低迷期が長く続いていましたが、平成26年からはプラスに転じて順調に推移していました。

しかし、令和2年は新型コロナウイルスの影響から不動産市場が冷え込んだため、翌年の令和3年の地価は一時的に下落に転じました。

令和4年も新型コロナウイルスの影響が残っているものの、都心および周辺地域へのアクセスの良さなどから市場が回復しつつあると見られます。

市区町村平均変動率順位表(降順)

順位 市区町村名 平均変動率
1位 浦和区(さいたま市) +2.8
2位 和光市 +2.3
3位 南区(さいたま市) +2.2
4位 中央区(さいたま市) +2.1
5位 大宮区(さいたま市) +2.0
6位 戸田市 +1.7
6位 朝霞市 +1.7
8位 所沢市 +1.5
9位 北区(さいたま市) +1.4
10位 新座市 +1.3

※参照:埼玉県「年次別市区町村別高価格順位表(住宅地)

市区町村平均変動率順位表(昇順)

順位 市区町村名 平均変動率
1位 皆野町 -1.3
1位 羽生市 -1.3
3位 行田市 -1.1
3位 小鹿野町 -1.1
3位 ときがわ町 -1.1
6位 横瀬町 -1.0
7位 川島町 -0.8
7位 加須市 -0.8
7位 鳩山町 -0.8
7位 神川町 -0.8

※参照:埼玉県「年次別市区町村別平均変動率順位表(降順・住宅地)

埼玉県全体の地価推移はプラスでしたが、地域別に見るとマイナスに転じているエリアも見られます。不動産会社によって売却結果が異なることも多いため、サポート体制のしっかりしている不動産会社選びを心がけましょう。

2.埼玉県の不動産売却に便利な不動産一括査定サイト5社の比較

不動産一括査定サイトを利用すれば、一度不動産情報を入力するだけで、複数の査定結果や不動産会社の情報を入手できます。しかし、不動産一括査定サイトの中には全国エリアに対応していなかったり、悪徳業者が紛れてしまっているケースもあります。

そこで本記事では、埼玉県の不動産査定に対応しており、悪徳業者の排除を積極的に行っている不動産一括査定サイト5社を比較してご紹介します。

主な不動産一括査定サイト

サイト名 運営会社 特徴
SUUMO(スーモ)不動産売却[PR] 株式会社リクルート 大手から中小企業まで約2,000の店舗と提携。独自の審査基準で悪質な不動産会社を排除。60秒で入力が終了し、無料査定がスタートできる。
すまいValue[PR] 不動産仲介大手6社による共同運営 査定は業界をリードする6社のみ。全国875店舗。利用者の95.5%が「安心感がある」と回答
LIFULL HOME’Sの不動産売却査定サービス[PR] 株式会社LIFULL 全国3826社以上の不動産会社に依頼できる。匿名での依頼も可能
リガイド(RE-Guide)[PR] 株式会社ウェイブダッシュ 17年目の老舗サイト。登録会社数900社、最大10社から査定を受け取れる。収益物件情報を掲載する姉妹サイトも運営、他サイトと比べて投資用マンションや投資用アパートの売却に強みあり
HOME4U[PR] 株式会社NTTデータ スマートソーシング 全国2100社から6社まで依頼可能。独自審査で悪徳会社を排除

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2-1.すまいvalue

不動産一括査定サイト「すまいValue」すまいvalueは、以下の大手不動産会社6社に一括査定を依頼できる不動産一括査定サイトです。

  • 野村の仲介PLUS
  • 住友不動産販売
  • 東急リバブル
  • 三井のリハウス
  • 三菱地所の住まいリレー(三菱地所ハウスネット)
  • 小田急不動産

2022年度の成約件数11万件以上という実績があります。6社合計の店舗数は全国で875店舗となっており、一部地域を除いて全国対応しています。

埼玉県における査定物件比率

  • マンション:33%
  • 土地:12%
  • 戸建て:55%

※参照:すまいvalue「埼玉県の不動産売却価格・無料一括査定」

2022年4月時点、すまいvalueで売出中の埼玉県の不動産は2,579件と非常に多くの方が利用しています。「まずは大手に査定依頼したい」という方にとって利用しやすいサービスと言えるでしょう。

一方、大手不動産会社6社への依頼に限定されてしまう点は、すまいvalueのデメリットと言えます。中小企業を含む地域密着の不動産会社へ査定依頼をしたい場合には、後に挙げる不動産査定サイトも並行して利用してみると良いでしょう。

2-2.SUUMO(スーモ)

SUUMO不動産売却SUUMO不動産売却は、物件情報を多数掲載する不動産ポータルサイトの1つで、不動産一括査定サービスを提供しています。

約2,000店舗の不動産会社と提携しており、埼玉県で売却査定依頼できる不動産会社の店舗数は131件と、非常に多くの不動産会社が提携しています。(※参照:SUUMO「埼玉県の不動産売却」2022年4月時点)また、電話番号の登録は任意となっているので、不動産会社からの営業電話を避けたい人でも利用しやすい点が特徴的です。

同時に依頼できる不動産会社数も最大10社となっているため、多くの会社に同時に査定を依頼可能です。ただし、あまり多くの不動産会社に依頼をすると連絡の手間がかかってしまうため、自身が対応できる社数に限定するなど工夫をしてみましょう。

2-3.リガイド(RE-Guide)

リガイド(RE-Guide)リガイドは、2006年に「SBI不動産ガイド」としてスタートした不動産一括査定サイトの老舗サイトです。独自審査を通過した大手~中小企業の800社以上が参加しており、収益不動産の不動産査定にも強みを持っています。

埼玉県の査定実績割合

  • 一戸建て:67.58%
  • マンション:15.71%
  • 土地:13.65%
  • 収益物件等:3.06%

※参照:RE-Guide不動産一括査定「埼玉県の査定依頼実績」(2022年4月時点)

特に、収益物件の売却では主な購入検討者が投資家の方となるため、よりシビアな不動産査定が求められます。売却活動を行う際にも収益不動産の専門性をもって買主との交渉を行う必要があることから、収益物件の経験が豊富な不動産会社が参画している点は大きなメリットと言えます。

なお、前述したSUUMOと同じく、リガイドでは最大10社に査定依頼が可能です。こちらも自身が対応できる社数に限定するなど工夫されてみると良いでしょう。

2-4.ライフルホームズ(LIFULL HOME’S)

LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)ライフルホームズ(LIFULL HOME’S)は、SUUMOと同様、物件を数多く掲載する不動産ポータルサイトの1つで、不動産一括査定サービスも提供しています。実績豊富なサイトで、査定依頼が出来る不動産会社の参加数は3,876社(2023年3月時点)と多く、全国各地に対応しているのが特徴です。

また、2022年1月時点でのサービス利用者数が838万人と、豊富な査定実績もポイントと言えるでしょう。埼玉県では大手不動産会社から中小企業まで幅広い不動産会社が提携しており、査定依頼する各社の強みまで詳しく記載されているので査定依頼先を選びやすい点も特徴的です。

2-5.HOME4U

HOME4UHOME4Uは情報サービス事業で業界最大手となるNTTデータグループが運営しています。2001年に日本で初めて一括査定依頼サービスを開始した実績豊富な不動産一括査定サイトです。

ノウハウを活かしながら大手企業から地域に精通した中小企業まで、2,100社の優良企業を厳選し、悪徳業者の排除を積極的に行っています。

査定を依頼する不動産会社は最大6社まで自分で選ぶことが可能で、その他の企業から連絡がくることは一切ありません。NTTデータグループでは「プライバシーマーク」を取得しており、第三者にサイトへ登録した個人情報が公開されることが無いという点も特徴となっています。

3 埼玉県の不動産売却の傾向

不動産を売却する際、ある程度余裕が持てるのであれば、不動産事情がどういう状況なのかについても確認されておくと良いでしょう。情報を把握することで、不動産をスムーズに、また適切な価格で売却できる可能性が高くなります。埼玉県ではどのような不動産が取引されているのか、その傾向を見ていきましょう。

3-1 埼玉県の中古マンション売買の傾向

埼玉県での中古マンション売買の傾向を確認するために、レインズ東日本(公益社団法人東日本不動産流通機構)が公表している市況レポートを紹介します。下記の表は、「マンスリーリポート2023年2月号(No.122)」から、2022年の月別の成約動向を抜粋したものです。

年月 成約件数(前年同月比) 成約価格(前年同月比)
2022年1月 328件(−19.6%) 2,641万円(8.7%)
2022年2月 406件(−4.9%) 2,605万円(11.2%)
2022年3月 392件(−19.3%) 2,777万円(215%)
2022年4月 333件(−20.3%) 2,690万円(11.3%)
2022年5月 347件(−17.2%) 2,802万円(13.8%)
2022年6月 333件(−10.7%) 2,664万円(10.6%)
2022年7月 339件(−9.6%) 2,821万円(18.1%)
2022年8月 260件(−20.5%) 2,758万円(13.8%)
2022年9月 337件(−136%) 3,030万円(19.1%)
2022年10月 332件(−19.8%) 2,752万円(9.7%)
2022年11月 325件(−14.5%) 2,748万円(4.9%)
2022年12月 319件(−4.2%) 2,644万円(3.5%)

※出典:東日本レインズ「マンスリーリポート2023年2月号(No.122)」より抜粋

傾向として見えるのは、成約件数はすべての月で前年同月よりも減少している一方、成約価格は前年同月よりもすべての月で上昇していることです。成約件数がすべての月で前年同月よりも減少したのは神奈川県と埼玉県のみで、首都圏で成約件数が減少している傾向が見られます。

一方、成約価格がすべての月で前年同月より上昇したのは、北海道と首都圏の一都三県(千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県)、兵庫県のみです。価格が上昇傾向にあるため、成約件数が伸び悩んでいるという見方もできます。

3-2 埼玉県の中古一戸建て売買の傾向

次は中古一戸建ての売買について見ていきましょう。同じく、「マンスリーリポート2023年2月号(No.122)」から、埼玉県の中古一戸建ての成約件数と成約価格の平均値を抜粋したのが下記の表です。

年月 成約件数(前年同月比) 成約価格(前年同月比)
2022年1月 219件(−12.9%) 2,451万円(19.9%)
2022年2月 257件(−9.8%) 2,584万円(12.5%)
2022年3月 262件(−18.9%) 2,416万円(7.1%)
2022年4月 265件(−12.8%) 2,371万円(−2.9%)
2022年5月 245件(−18.9%) 25,46万円(17.2%)
2022年6月 250件(−9.1%) 2,615万円(7.7%)
2022年7月 256件(−6.2%) 2,449万円(3.4%)
2022年8月 175件(−19.7%) 2618万円(14.2%)
2022年9月 250件(−3.5%) 2,634万円(1.1%)
2022年10月 264件(−7.0%) 2,610万円(8.6%)
2022年11月 220件(−10.9%) 2,538万円(3.8%)
2022年12月 233件(0.9%) 2,628万円(8.5%)

※出典:東日本レインズ「マンスリーリポート2023年2月号(No.122)」より抜粋

中古一戸建て物件では、成約件数が前年同月よりも上昇した月は12月の1つ、減少した月が11となっています。上昇した12月も0.9%増となっており、成約に至りにくい状況にあることがわかります。

一方、成約価格が前年同月よりも下落している月は4月の1つのみとなっており、価格が上昇傾向にあると考えられます。2桁の上昇となっている月が4つあり、成約価格の上昇幅も広がっていたことがわかります。

4 埼玉県で不動産売却をする際の注意点

埼玉県での不動産売却の傾向について把握できたところで、売却する際の注意点を紹介していきます。

4-1 買主候補のターゲットの絞り込みが重要になる

不動産を売却する際には、不動産会社に仲介役を担ってもらい、不動産市場で買主候補を探すのが通常です。埼玉県の場合、東京のベッドタウンという側面もあることから、どの層に物件情報を知ってもらうのかが重要と考えられます。

例えば、地元の市町村内に住んでいる人をターゲットにするケースもあれば、ターゲットを東京都内に在住している方に広げるケースも考えられます。

このようにターゲットが異なる場合、媒介契約の選択も異なることが考えられます。売主と不動産会社で結ぶ媒介契約には、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3つあり、それぞれに下記のような特徴があります。

項目 一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約
複数の不動産会社への依頼 × ×
自分で見つけた買主との単独契約 ×
指定流通機構への登録義務
販売活動の報告義務
契約期間 規制は無し 3ヵ月以内 3ヵ月以内

多くの人に物件情報を見てもらいたい場合は、複数社に同時に売却依頼ができる一般媒介契約が向いており、ターゲットを絞って買主候補を探す場合は専任媒介契約や専属専任媒介契約が向いています。

不動産売却を複数の不動産会社に依頼したい場合は、一般媒介契約を選ぶ必要があります。ただし、一般媒介契約は自由度の高い契約方法ですが、宅地建物取引業法第34条の2などで定められているルールがありますので、確認しておくようにしましょう。例えば、契約する不動産会社をすべての不動産会社に伝える明示型が原則です。特約によって非明示型を選ぶこともできますが、不動産会社にしてみるとライバルとなる不動産会社が不明だと販売戦略が立てにくく、結果的に売却がスムーズに進まないこともあります。

その他、一般媒介契約では不動産会社が積極的に売却活動を行ってくれない可能性もあります。一般媒介契約は、ある程度の売却見込みが立ちやすい物件でないと選択しづらい契約方法とも言えるでしょう。

また、専任・専属専任媒介契約であっても広告戦略によって広範囲に募集をかけることは難しくありません。埼玉県以外からの購入も考えられるため、物件のチラシを配布する範囲の決定など、広告展開にも細かな戦略が必要です。不動産会社に任せきりにせず、媒介契約を結ぶ際までに意向をまとめておくようにしましょう。

4-2 空き家率は低いが空き家の実数は多い

2018年の埼玉県の空き家率は全国で最も低い10.2%です。ただし住宅総数が3,384,700戸と全国で5番目の多さで、空き家の数も全国で8番目に多い346,200万戸となっています。また注目したいのが、住宅の総数が2013年の調査から118,900戸増えている点です。これは全国で4番目の増加数になっています。

順位 都道府県 住宅増減数
1位 東京都 319,300
2位 神奈川県 152,600
3位 千葉県 133,600
4位 埼玉県 118,900
5位 大阪府 95,100
全国 1,776,400

※出典:埼玉県「平成30年住宅・土地統計調査結果 埼玉県分の概要」より抜粋

また、埼玉県の資料「埼玉県の空き家対策について」によると、空き家予備軍とされる65歳以上の単身世帯が全国で5番目に多い30.9万世帯あることも注視する必要があります。空き家が発生する要因の5割強は相続によるもので、埼玉県では引き続き空き家が増えることが予想されているのです。

そのため、不動産を売却する際は適切な時期に適切な方法で行うことが必要で、不動産会社のサポートは欠かせないと考えられます。埼玉県での売却実績がある不動産会社を慎重に選ぶようにしましょう。

5 埼玉県で不動産を売却するときの手順

不動産を売却するには、不動産会社に査定を依頼し、仲介契約を締結してから売却活動を始める流れになります。下記が代表的な手順です。

  1. 査定してもらう不動産会社を選ぶ
  2. 机上査定をしてもらい、結果を精査する
  3. 訪問査定をしてもらう不動産会社を選ぶ
  4. 訪問査定をしてもらう
  5. 提出された査定価格を検討する
  6. 売却活動をしてもらう不動産会社を選択する
  7. 不動産会社と媒介契約の締結をする
  8. 不動産会社が売却活動を開始する

売却活動が開始され、買主が現れると売買契約を結んで、引き渡す流れになります。

不動産会社を探す場合は、前述した不動産一括査定サイトを利用するなどして、効率的に不動産会社を比較されていくと良いでしょう。一度の入力で複数の不動産会社に査定を依頼することができるので、査定価格や不動産会社の対応力をしっかり調査する際に便利に活用することができます。

ただし埼玉県の場合、エリアによっては依頼可能な不動産会社が数多く表示されるケースも考えられます。不動産会社の実績、サポート体制、サービスメニュー、担当者の人柄など、何を優先するか、事前に基準を設けておくとスムーズに進められるでしょう。

まとめ

埼玉県は東京のベッドタウンとしての側面を持っていることもあり、幅広いエリアの中での不動産事情はそれぞれ異なってきます。特に、郊外エリアでは大手不動産会社が参入していないこともあるため、地域に特化した不動産会社の協力が重要となってくるケースもあります。

今回のコラムでは、埼玉県の不動産売却に便利に活用できる不動産一括査定サイトを紹介しました。それぞれ提携している不動産会社や得意とする領域が異なってくるため、自身の状況に合わせたサービスの利用を検討されてみると良いでしょう。

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矢野翔一

関西学院大学法学部法律学科卒。宅地建物取引士、管理業務主任者、2級FP技能士(AFP)などの保有資格を活かしながら、有限会社アローフィールド代表取締役社長として学習塾、不動産投資を行う。HEDGE GUIDEでは不動産投資記事を主に担当しています。専門用語や法律が多く難しいジャンルですが分かりやすくお伝えしていきます。