投資用不動産を扱う株式会社グローバル・リンク・マネジメント(GLM)は12月7日、2023年に竣工予定のマンション「(仮称)亀戸5丁目PJ」で、建築物省エネルギー性能表示制度「BELS(ベルス)」の最高位である5つ星を取得したと発表した。建物は、断熱性能を高め、外壁や開口部から逃げる熱量を減らすことにより、同じ条件下の物件と比較してエネルギー消費量を年間26%(186MJ/㎡)程度削減できる見通し。同社の7棟目の環境認証取得物件となる。
2050年度の脱炭素社会実現に向けた取り組みが世界、日本国内で広がっている。投資用不動産分野でも、資産価値(商品性・居住性)と地球環境の保全を両立する物件ニーズが増すと同社は考えている。今後、自社で新たに企画・開発を手掛ける新築物件ではBELS5つ星以上、またはZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)などの環境対応を標準仕様としていく方針で、2024年には環境対応比率100%を目標としている。
亀戸5丁目PJは、東京都江東区亀戸五丁目に23年12月竣工予定。地上8階、鉄筋コンクリート造、延べ面積は1987.66㎡。GLMが環境認証を取得した物件のうち「アルテシモ中野(仮称)」と並んでエネルギー削減効果がもっとも高い物件となるという。
亀戸5丁目PJは、GLMが環境認証を取得した物件のうち「アルテシモ中野(仮称)」と並んでエネルギー削減効果がもっとも高い物件という。「資産価値と地球環境保全を両立する投資用マンションの供給で、企業理念の『不動産を通じて、豊かな社会を実現する』の達成を目指していく」としている。
ベルスはBuilding-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略称で。建築物における省エネ性能を第三者評価機関が評価し認定する、建築物省エネルギー性能表示制度。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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