海外不動産クラウドファンディング(CF)「TECROWD(テクラウド)」を運営するTECRA株式会社は8月22日、「ウクライナ人道危機緊急支援&仮設住宅建築支援プロジェクト」で現地に仮設住宅を建築および寄付したと発表した。同プロジェクトは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、 同社が今年4月22日に独自に開始。中央アジアをはじめ海外での不動産事業の実績とノウハウを生かし、仮設住宅の寄付を進めていた。
今月上旬、ウクライナチェルニウツィー州内に、仮設住宅2棟を建築し寄付。仮設住宅はトレーラーに載せて移動させることが可能で、戦争終結後にはトレーラーに載せて避難先から故郷へ帰ることができる仕様となっている。本計画地では同プロジェクトによる2棟の他、 8棟の仮設住宅を建築・寄付する予定で、今後は残る8棟を同社グループで建築・寄付の準備を進める。
同社は、今回の仮設住宅寄付を第1ステップとし、第2ステップ以降はテクラウドを活用して寄付型ファンドもしくは不動産投資型ファンドを組成しながら、本格的に仮設住宅や常設住宅の供給を行っていく予定。さらに第3ステップとして、街全体の復興へ貢献していくことも視野に入れている。
入居者は、建築協業先・建築地の行政機関・同社グループの3社間で協議の上、決定する。また、今回のプロジェクト以降も常設住宅の供給やインフラ再整備など、復興支援に向けて出来ることを探っていく。
同社のミッションは「『新興国の暮らしに、きっかけを。日本に、他者貢献の幸せを。』。「世界にある経済格差をはじめとした不均衡に対して、建設・不動産・金融などの専門的な技術を通じて新興国の暮らしを向上させる”機会”を作り、不均衡を無くしていきたい。その活動を様々な日本のステークホルダーと共に行うことで”他者貢献の幸せ”を分かち合いたい」という想いが込められている。
【プロジェクトURL】ウクライナ人道危機緊急支援&仮設住宅建築支援プロジェクト
【関連サイト】TECROWD
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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