NPO法人ROJE、能登半島地震の被災者向けの情報サイトを公開。子どもの居場所支援活動も実施

特定非営利活動法人日本教育再興連盟(ROJE)は、令和6年能登半島地震の被災者向けの情報サイトを公開した。

ROJEは「教育で未来をつくる」をビジョンに、大学生・大学院生が中心となって様々な教育課題の解決に向けた活動を行っている。今回の能登半島地震では、被災した子どもたちのための居場所支援活動を2024年1月5日より開始した。現地で活動をする中で、被災者へ支援に関する情報が十分に行き渡っていない課題があることが判明。そこで、被災者に向けて、情報をまとめたサイトを公開した。

サイトでは、子ども支援に関するものを中心に被災者が利用できるサービスや現地の状況に関する報道、公的機関からのお知らせ等を地域別に掲載。現在は「子どもの遊び場・預け先」「報道まとめ」「国・自治体からのお知らせ」の3つのページを公開中で、今後も現地のニーズに合わせてコンテンツを更新していく。

サイトは、現地で活動するメンバーが見聞きして仕入れた情報や、ROJEに所属する全国の大学生スタッフが各メディアをチェックして収集した情報を中心に構成されている。避難生活で時間の余裕がない被災者へ、必要な情報をリアルタイムに届けることを目指して運営していくという。

また、ROJEは石川県内における子どもの居場所運営にかかる資金のクラウドファンディングを2024年1月31日まで実施中。集まった支援金は現地でのスタッフの滞在費や居場所運営に必要な備品の購入等に全額活用されるという。

【関連サイト】NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)「令和6年能登半島地震の被災者向けの情報サイト
【関連サイト】クラウドファンディング「令和6年能登半島地震 緊急子ども居場所支援

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岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
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