プロパティエージェント株式会社は8月29日、会議体「Mission Of CRACIA」を新設した。SDGs(持続可能な開発目標)17の各目標項目に取り組む企業活動の一環として、同会議体で自社開発物件についての振り返り・改善を行い、必要に応じて標準仕様の変更など、より大きな提供価値を創出する商品づくりを進める。
同社は「DX」と「不動産」で価値を創造する企業をグループコンセプトに掲げ、「DX不動産事業」として不動産クラウドファンディング事業「Rimple(リンプル)」、不動産開発販売事業、プロパティマネジメント事業(賃貸管理サービス、建物管理サービス)、「DX推進事業」では顔認証プラットフォーム事業などを手掛けている。
同時にSDGs17の目標項目に積極的に取り組んでおり、特にマンションづくりでは、SDGSの目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」、同11「住み続けられるまちづくりを」、同12「つくる責任つかう責任」に繋がる工夫・改善を行っており、地球温暖化などの環境問題に対して具体的施策を実施することを自社に課している。
この一環として、今年7月、自社開発マンションで、駐車場でEV(電気自動車)充電対応を可能にするため、単独回線・空配管の設置を標準仕様化することを決定した。SDGsの目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、同9、同11に対応した。「EVは地球温暖化への具体策として注目されているが、充電設備の不足が課題。当社は住宅インフラの供給者としてこの課題に向き合い、2050年のカーボンニュートラルな社会実現に向けて、社会的責任を果たしていく」という姿勢を示した。
Mission Of CRACIAは、同社のマンションブランドシリーズ「CRACIA」「VERSE CRACIA」の設計・仕様の定期的な見直し・改善を行い、顧客・社会への提供価値を最大化したマンションづくりを実現目指す。半年に一度、顧客の声やSDGsの観点からの意見などを踏まえ、自社開発物件についての振り返り・改善を実施し、必要に応じて標準仕様の変更なども行っていく。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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