オンライン不動産投資サービス「モゲチェック不動産投資」を運営する株式会社MFSは6月10日、今年5月の会員登録数が1月に比べて約2倍となったと発表した。また、投資用物件の購入希望者を送客する提携不動産会社も同月新たに3社加わり、計12社となった。
会員登録数増加の要因について、同社はまず「在宅勤務などで在宅時間が増えたことにより、投資に興味を持っていた層が活発化した」ことを挙げる。モゲチェック不動産投資が提供する「不動産投資ローン借り換えサービス」と「個人の信用力から借り入れ可能額を推定するサービス」のうち、後者の伸びが顕著だった。緊急事態宣言解除後も「大手企業をはじめとする各企業ではテレワークの活用などに積極的な傾向があることから、今後も会員登録数は増加傾向が続くと予測する。
また、BtoBでは、不動産会社がセミナーなどの対面形式で投資用物件購入希望者を募ることが難しく、オンラインなどを活用した非対面での集客が急務となっていることから、同社への問い合わせが増加。モゲチェック不動産投資では、新規投資家の借り入れ可能額や属性などのユーザー情報から、不動産投資家と不動産会社をマッチングさせる取り組みを行っている。5月の新規提携不動産会社はGATES株式会社、トラスティパートナーズ株式会社、株式会社明光トレーディング。「今後もユーザーと不動産会社にとって効率の良い投資用物件の売買体験を提供していく」としている。
モゲチェック不動産投資は2018年10月にスタートしたオンライン完結型の不動産投資サービス。ローン借り換えにおけるメリット額の提示と金融機関への申込手続きのサポートを行う。19年2月からは、投資用物件を購入する前にローンの借入可能額と金利が把握できる「バウチャー(借入可能額証明書)サービス」を開始。投資家が抱えていた「購入を希望する物件が見つかっても金融機関から融資を受けることができず、投資を見送ることがある」という問題にソリューションを提案する。ローン関連機能以外にも、各不動産会社と連携を行い、物件の購入から売却までをワンストップでサポートしており、不動産投資サービスを通じて現在までに4500件を超える利用実績がある。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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