個人オーナー向け不動産管理クラウドシステムアプリ「レンダーズクラウド」の運営が開始

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株式会社レンダーズクラウドは12月5日、個人オーナー向け賃貸管理クラウドシステムアプリ「レンダーズクラウド」の運営開始を発表した。

同サービスでは従来、不動産管理会社が行っていた管理業務がリアルタイムにクラウド上にアップされ、オーナーはスマートフォンやパソコンからいつでも管理業務の進捗を把握できる。レンダーズクラウドは現時点で1,000戸を越える物件で160名以上のオーナーが導入しており、現在も導入を進める管理会社とオーナーが増加していることをあわせて公開した。

オーナーが確認できる情報は①空室物件の募集状況確認(募集図面の広告掲載媒体、募集時の反響数、内見時の見込み客の反応)②借主申し込みにおける内容と進捗の確認③利回り、稼働率の確認④所有物件の一覧表示(購入価格、部屋別賃料)⑤過去の賃料推移と修繕履歴⑥物件担当者とのチャット機能の6つで、管理会社に任せきりだった経営情報を瞬時に確認できることが特徴だ。

不動産業界では管理会社がオーナーに隠して入居者へ不当なセット販売を行ったり、空室募集を他の不動産管理会社に公開せず自社だけで仲介活動を行う「囲い込み」、入居時の初期費用に不当な費用をセット販売して入居者に請求するといった商習慣が問題視されている。同社はレンダーズクラウドの導入によって不動産管理業務の透明性を高めるとともに、業界全体の旧態然とした問題を改善したい考えだ。

同社は不動産会社ノースエステートと共同で、レンダーズクラウドの解説と経営者としてオーナーが知っておくべき業界の商習慣の仕組みや裏側を解説するセミナーを毎月定期的に開催している。不動産投資を検討されているという方は同セミナーを検討してみることもおすすめだ。

【参照サイト】レンダーズクラウド

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平井真理

インバウンド不動産投資・民泊投資をはじめとする幅広い業界にてニュース記事・ノウハウ記事・プレスリリースなどの執筆に携わる。「HEDGE GUIDE」では、主にニュース記事の執筆を担当。不動産業界, 仮想通貨関連の最新ニュースを読者の皆様に分かりやすく伝えることを心がけています。