日本ファンドレイジング協会、専門ファンドレイザー認証制度スタート。多様なキャリアを後押し

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日本ファンドレイジング協会は、ファンドレイザーの多様なキャリアを後押しすることを目的として、分野に特化したファンドレイザーを認証する「専門ファンドレイザー認証制度」を新たに開始すると発表した。

2012年の「認定ファンドレイザー資格制度」の開始以来、ファンドレイジングの基礎知識を習得し、倫理の遵守を約束したファンドレイザーとして認証された有資格者は、1,500人を超えた。ファンドレイザーが活躍する領域は拡大し、分野ごとの専門化が進んでいる。キャリアのあり方も多様化するなか、日本ファンドレイジング協会は専門的・実践的な学びを深める場として、専門コースを創設した。

専門コースはファンドレイジングの基礎知識を有している人が対象で、分野ごとに基礎研修、応用研修がある。認定・准認定ファンドレイザーの資格を持ち、専門コースの受講を修了すると、専門コース修了書が発行される。

専門コースは全部で4つあり、それぞれの領域で研修が順次、開催される。協働提案型ファンドレイジング専門コースが2022年4月21日(木)14:00-17:00、伴走支援型ファンドレイジング専門コースが2022年4月23日(土)14:00-17:00、福祉分野ファンドレイジングコースが2022年4月29日(金・祝)13:30-16:30、大学分野ファンドレイジング専門コースが2022年5月14日(土)13:00-17:00、それぞれ zoomにて実施。今後の開催スケジュールは2022年6月ごろに発表予定だ。

専門ファンドレイザー認証制度の開始と並行し、各分野ごとに描いたありたい未来の姿を実現するための取り組みも始まっている。その第一歩として、2022年2月18日に、実現に向けた戦略を描いたロードマップを発表。「寄付・社会的投資が進む社会の実現」という共通する想いのもとに集まる一人ひとり、一つひとつの団体や活動がもつ可能性が最大限発揮され合うエコシステムは、ここから進化していく。

【参照リリース】日本ファンドレイジング協会「日本初、分野に特化したファンドレイザーを認証する「専門ファンドレイザー認証制度」を開始

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岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
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