株式会社グローバル・リンク・マネジメント(GLM)は10月10日、株式会社GA technologiesが提供するサービス「MortgageGateway(モーゲージゲートウェイ)」を導入すると発表した。不動産投資分野では国内初(※GA technologies社調べ)となるオンライン完結型住宅ローン融資申込・審査手続サービスで、業務時間を最大66.2%削減。住宅ローン審査プロセスを関係者間で“見える化”することで不正を防止し、透明性を高める同日までに使用許諾契約の締結が完了し、2019年12月末を目途に導入予定。

モーゲージゲートウェイは、作業の効率化や手続きの透明化を目的としたプラットフォームサービス。従来の物件購入時のローン審査で必要だった膨大な書類記入などのアナログなフローを完全オンライン化で完結。審査や手続きなどをクラウド化することで、リアルタイムな審査状況を関係者間で共有することができる。また、金融機関側で審査プロセスのログ記録が可能なため、改ざんなどがないか定期的に確認することも可能。
導入した場合、GLM、金融機関、ユーザーにはそれぞれ下記メリットがある。
モーゲージゲートウェイ導入によるGLMのメリット
- 顧客のローン申込みにかかる時間を最大98%(GA technologies調べ)削減し、工数削減が可能
- 顧客の希望物件が変わっても数クリックで再申込みが可能
- 基盤システムとAPI連携し、書類の準備等の業務が不要
- 金融機関との電話やFAX、メールでのやりとりがなくなることで、より顧客満足のための業務に集中できる

モーゲージゲートウェイ導入による金融機関側のメリット
- 紙の管理やデータ入力が不要
- 審査結果をモーゲージゲートウェイへ連携することで、不動産会社とのやりとりを自動化
- 全ての作業とやりとりをデジタルで記録し、より公正で透明性のある融資審査業務を実現
モーゲージゲートウェイ導入によるユーザー側のメリット
- 紙に比べ楽に申込みでき、複数物件を申込む場合も手間を軽減
- 不動産会社や金融機関による改変リスクが低く、安心してローン審査の申込みが可能
- WEB上で完結でき、いつでもどこでも情報を登録・参照できる
- 返済シミュレーションなど、さまざまな情報を受け取れる
金大仲・GLM社長は「システムの導入でユーザー利便性の向上はもちろん、当社や金融機関の工数やコストを大幅に削減でき、透明性の高い取引が可能になる。今後もITを積極活用することで、当社ビジネスに関わるすべての人々の利便性を最大化し、不動産を通じてお客様の“真の豊かさ”に貢献できるよう取り組んでいく」とコメントした。

左からGLM 代表・金 大仲氏、GA technologies社代表・樋口 龍 氏
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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