EU、G20財務相会議にてステーブルコインへの規制措置を呼びかける

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欧州連合の財務大臣は10月17日、18日に予定されているG20会議において、ステーブルコインへの規制措置を提案する考えがあるという。5日、ロイター通信が伝えている。

ロイター通信によると、EU財務相は関連文章にてFacebook子会社が取り組むリブラに代表されるステーブルコインへの規制、監督措置を世界的に取り組む必要があると指摘した。ステーブルコインが法定通貨預金、短期政府証券、金などの資産に裏付けられた暗号資産であるため貿易摩擦などを含む経済リスクについても懸念を表している。EU財務相は、これらの多面的な課題を踏まえて、デジタル企業への課税についても提案し、グローバルレベルでのシームレスな対処を求めていく考えだ。

欧州連合28か国は、銀行や会計士などの税仲介機関の強制開示規則、タックスヘイブンの制裁など、租税回避への強力な措置も要求する構えだ。タックスヘイブンのブラックリストを更新したうえで、アラブ首長国連邦とマーシャル諸島の段階的な撤去を遂行し、9つの管轄区域に縮小する予定があるという。

【参照記事】EU to urge G20 response on Facebook’s Libra, calls for tech tax reform

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