GAテクノロジーズ、Renosy内でオンライン完結型クラウドファンディングサービス提供開始

AIを活用した中古不動産流通ポータルサービス「Renosy(リノシー)」を運営する株式会社 GA technologies(以下、GAテクノロジーズ)は7月26日、Renosyのサイト内で不動産特定共同事業を活用したクラウドファンディングとしては全国初となる完全オンライン完結型のクラウドファンディングサービスを開始したことを公表した。

Renosyのクラウドファンディングサービスは、申し込みから契約、配当金の受け取りまで、オンラインで完結できるサービスだ。電子取引ができるうえ、運用期間は最短3か月から、投資資金も一口1万円からと、不動産を通じた資金運用を短期かつ少額から可能としているのが特徴だ。

Renosyのクラウドファンディングでは、GAテクノロジーズが販売した実績がある大都市圏の中古マンションを投資対象とし、優先・劣後形式の匿名組合型のファンドを組成する。出資者(優先出資者)から募った資金とGAテクノロジーズ(劣後出資者)からの出資金を元に中古マンションを取得し、一定期間の運用後、その売却益と運用益を出資者に配分する仕組みだ。

この優先・劣後形式のファンドは、万が一、運用期間中に空室により賃料収益が見込めなくなった場合も、まず劣後出資者であるGAテクノロジーズが負担するため、出資者(優先出資者)の投資リスクを軽減する仕組みとなっている。また、不動産特定共同事業法に基づいたクラウドファンディングのため、出資者は出資金で購入された物件情報をサイト上で確認でき、貸付型クラウドファンディングに比べ透明性の高いサービスとなっている。同サービスの手数料は無料、年利は3~8%(予定)、想定運用期間は3か月から6か月となっている。

国土交通省は2017年12月、空き家の活用や中古不動産流通の促進を目的として不動産特定共同事業法を改正し、小規模不動産特定共同事業を創設した。これにより、登録事業者がクラウドファンディングサービスに参入できるようになった。これを受け、GAテクノロジーズは東京都において第1号となる小規模不動産特定共同事業者登録を完了し、一部会員向けに全国初となる小規模不動産特定事業第1号ファンドの運用を開始、今回、一般向けにクラウドファンディングサービスを開始するに至った。

GAテクノロジーズが提供するRenosyは、2.5億件のビッグデータに基づきAIによって算出された価格推定や収支シミュレーションのほか、部屋ごとの住居情報、過去の制約事例を掲載している。また、販売中以外の物件も掲載する「マンションカタログ」や希望物件の販売待ちアラート機能などを搭載することで、利用者が不動産をより探しやすく、また購入する際に意思決定をしやすいよう、支援するプラットフォームとして活用されている。ここにクラウドファンディングサービスが加わり、Renosyの中古不動産プラットフォームとしての価値がさらに高まった。

7月25日に東証マザーズに上場したGAテクノロジーズは今後、このクラウドファンディングスキームを元に、中古マンション投資だけでなく自社のリノベーションサービスを活用した空き家や古民家の再生、民泊事業などに参入することで、中古不動産流通の活性化を図る見通しだ。なお、Renosyのクラウドファンディングにおける第1号案件の募集は8月2日の18時開始予定だ。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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