不動産テック総合ブランド「RENOSY(リノシー)」を運営する株式会社GA technologiesは12月5日、賃貸マンション・アパートの空き家対策に特化したリノベーションサービス「RENOSY ASSET 収益物件リノベーション」の提供を開始した。従来のリノベーション費⽤の約1/4という低価格を実現し、不動産オーナーの負担を軽減するとともに、空室(空き家)リスクを軽減しながら快適な賃貸⽤マンション(収益物件)を提供し、中古不動産流通を活性化させる狙い。
同サービスは今年9⽉からグループ会社となったイエスリノベーション株式会社の賃貸特化型リノベーションサービスをRENOSY ASSETシリーズに統合して実現した。
サービス提供の背景として、同社は2033年には⽇本の空き家率が30%を超えるという予測を挙げ、「中古不動産流通の活性化はこれからの社会の重要なテーマ。さらに⼤都市圏では『新築規制』や敷地⾯積の最低限度を決める『敷地⾯積の制限』などが定められ、既存住宅の活⽤は重要性を増している」と指摘。
⼀般的に、収益物件は築年数が古くなると、好⽴地の物件以外は競争⼒が相対的に低下し、空室(空き家)リスクが⾼まる。しかし「このような物件の価値向上を⽬的としたリノベーションのニーズは以前から⾼かったものの、従来のリノベーションは⾃宅として購⼊した物件をターゲットにしたサービスがほとんどで、 価格設定も平米単価10万円〜15万円が相場と、運用利回りを重視する不動産オーナーにとって価格が⼤きなハードルとなっていた」(同社)。
同サービスは、賃貸⼊居率が⾼まる⼈気の内装デザインをパッケージ化し、また既存設備を再⽣利⽤するなどの徹底した合理化により、従来のリノベーション費⽤の約1/4となる平⽶単価2.5万円という低価格を実現。不動産オーナーには経済的で安⼼なリノベーションサービスの提供を、賃貸ユーザーには快適な中古マンション・アパートの提供を実現するというもの。
今後はさらに、「RENOSY ASSET マンション投資」の賃貸管理サービスとの連携により、収益物件や賃貸ユーザーのデータを活⽤し、より快適で資産性の⾼いデザイン提案なども⾏なっていく予定だ。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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