海外特化のソーシャルレンディングの運営を手掛けるクラウドクレジット株式会社(以下、クラウドクレジット)は、1月31日(水)より「北欧不動産ローンファンド」の販売を開始する。
「北欧不動産ローンファンド」とはエストニア国内の複数の不動産ローンの貸与を実行するものだ。通常の貸付や、現物保有やエクイティ投資といった不動産投資と異なり、貸付対象のキャッシュフローが元利金の返済原資となる性質をもっている。すべての貸付対象に抵当権が付されており、ローン自体が対象物件価値による信用補完を受けている。
本ファンドの具体的な流れは次の通りだ。まず、はじめに投資家から預かった出資金をクラウドクレジット・ファンディング合同会社からエストニアグループ会社であるCrowdcredit Estonia OÜに対し、仮払金として支払う。その資金をもとにクラウドクレジットのエストニアのグループ会社が、エストニア国内の不動産に関する投資または不動産を活用した事業を行うために資金を必要としている法人に貸付を行う。
資金需要者マーケティング、審査、元利金等の資金管理事務、回収は提携先の「EstateGuru」グループが行う。対象となるローン貸付債権が確定したのち、対象債権の返済条件にあわせエストニアのグループ会社に対するローン貸付契約を結び、対象債権からの回収金を返済原資とする。
同社はエストニアの不動産に係る収益性と安定的な価値推移を、投資家に対しローン(クレジット)投資という形で提供することを目的とし、同サービスを提供していく見通しだ。
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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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