P2P型不動産クラウドファンディング「Crowd Realty」正式公開

株式会社クラウドリアルティは5月26日、P2P型の不動産クラウドファンディングサービス「Crowd Realty」を正式公開し、投資家登録が完了している全てのユーザーからの出資申込を受付開始したことを公表した。これにあわせ、国内第一号ファンドの募集を開始した。

「Crowd Realty」は、「誰もが自由に資金調達ができる」、もしくは「資金調達プロジェクトに投資ができる」という不動産の証券化とクラウドファンディングの仕組みを組み合わせることで、一案件あたり5万円~15万円という少額からの不動産投資を可能にした。

これまで資金調達の選択肢が少なかった小規模な不動産やリノベーション・開発が伴うプロジェクトにも資本市場からの調達機会を提供しつつ、各プロジェクトの最低出資額をできる限り引き下げている。

第一号ファンドは、京都府東山区五条坂下エリアの京町家の取得・宿泊施設へのリノベーションを目的とした投資「京町家再生プロジェクト」で、日本初の遊休不動産の再生を目的とした投資型クラウドファンディングのプロジェクトだ。

東山区五条坂下エリアは、宿泊施設の稼働率が全国平均と比べても相対的に高い京都府の中でも、随一の観光名所である清水寺等が所在する。「京町家再生プロジェクト」終了時には、同物件は新たな所有者に売却し、売却後も同物件は宿泊施設として継続して運営されることを想定しており、出資金は同物件が宿泊施設として安定的に運営されるまでの物件の再生資金として利用される。

有名な庭師による坪庭、照明デザイナーによるライティング、高品質なアメニティや設備を整えることで、京町家を高級宿泊施設にリデザインし、インバウンド顧客をターゲットに集客を行う。

募集総額は7,200万円。想定運用期間は36か月で、想定利回り(IRR)は10.0%となっている。一口50,000円とし、最低出資口数は3口だ。施設運営は民家・京町家の一棟貸し宿に特化したプロデュース会社である株式会社トマルバに委託する。

「Crowd Realty」はこれまで資金調達が困難であった不動産関連プロジェクトの資金循環を活性化させ、地域再生や不動産の新たな価値創造に取り組むと同時に、新たな資本市場の創生も目指していく見通しだ。

【参照リリース】“P2P型の不動産クラウドファンディング”「Crowd Realty」がサービスを正式公開
【コーポレートサイト】Crowd Realty

(Hedgeニュース編集部 平井 真理)

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平井真理

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インバウンド不動産投資・民泊投資をはじめとする幅広い業界にてニュース記事・ノウハウ記事・プレスリリースなどの執筆に携わる。「HEDGE GUIDE」では、主にニュース記事の執筆を担当。不動産業界, 仮想通貨関連の最新ニュースを読者の皆様に分かりやすく伝えることを心がけています。