クリアル、自由が丘の商業施設ファンドを過去最大の24億円超で募集

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クリアル株式会社は、不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL(クリアル)」で、「(仮称)CREAL terrace自由が丘」の投資申込みの募集を12月25日午後8時から開始する。東京都目黒区自由が丘に所在する商業施設が投資対象で、クリアルのファンドでは初の都市型商業施設となる。募集金額は24億6600万円で過去最大。想定利回り4.5%(インカムゲイン2%、キャピタルゲイン2.5%)、 想定運用期間は2024年1月31日〜26年1月30日までの24ヶ月、最小投資金額は1万円。募集期間は2024年1月28日午後8時まで。

同ファンドの対象は東急東横線・大井町線「自由が丘」駅から徒歩約5分に位置する商業施設で、5件の飲食店、インターナショナルスクールが入居している。同駅付近は、洗練された街並みに人気の飲食店や話題のショップが集まり、ショッピング街として人気が高い。全国の認知度も高く、近隣住民だけでなくエリアへのファン層の来街者もあり、商業施設ニーズが高いエリア(同社)。

また、駅周辺では、「自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業」が進行中で、今後もさらなる魅力的な街として進化することが見込まれている。

敷地面積470.26㎡、建物は鉄骨造陸屋根3階建、延床面積935.82㎡、総戸数7戸。竣工は22年7月。クリアルの開示情報によると、自由が丘グリーンロードに面しており、レンガ調の外壁に黒をさし色にすることで見栄えのする重厚感が漂う外観デザイン。建物エントランスまわりを広く取ることで周囲への圧迫感を軽減し歩行者からの視認性も高い仕様になっている。共用部の床と天井には木目調を使用し、「賑わいを醸し出しながら、ゆったりと滞在を楽しめる空間」を演出する。

今年12月19日時点で稼働率は83.6%(1区画空室)で、物件取得後にエリアのリーシング仲介会社との連携強化などにより、早期の満室達成を目指す。本物件は競合となる賃貸店舗と比較して、1坪あたりの単価や広さを考慮し、適切な賃料設定を行っており、早期のリーシングは可能としている。

クリアルでは、今後もレジデンスをはじめ、保育所、ヘルスケア施設、ホテル、物流施設など、多彩なファンド組成に取り組む予定。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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