1口1万円から投資できる不動産特化型CF「クリアル」が登録受付を開始

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クリアル株式会社は不動産投資クラウドファンディング「CREAL(クリアル)」の投資家登録の受付を13日から開始した。

クリアルは不動産投資に関わる情報収集や資金調達などを簡略化し、少額で手軽に大型不動産を対象とした投資を可能にするサービスで、不動産特定共同事業法(不特法)第2条第4項第1号に基づく免許(1号免許)での電子取引業務、及び不特法第2条第4項第2号(以下、「2号免許」)での電子取引業務の認可に基づき、大型不動産も取り扱う。第1号案件は東京・浅草エリアに位置する新築ホテルへの投資案件で、調達予定総額は8.8億円。不特法に基づくクラウドファンディングサービスでは最大(同社調べ)の案件となる。

クリアルは、株式でもREITでもソーシャルレンディング(貸付型)でもない、新たな不動産投資の形を提案する。不動産投資に特化、1口1万円から投資が可能で、申込や契約、分配金支払いなどのやりとりはすべてオンライン上で完結できる。また、数多くの異なる不動産タイプから投資家自身が投資物件を選択でき、自ら投資ポートフォリオを組むことも可能。

サービスサイトでは動画やイラストを豊富に使用、投資に必要な情報を積極的に提供することで投資に透明性を持たせ、納得した上で投資申込をできることが大きな特徴だ。

また、投資家へのリターンを優先し、元本の安全度を高める仕組みとして、利息計算期間ごとのリターンは投資家から優先的に分配し、売却時などに損失が発生した場合には同社から優先的に負担する「優先/劣後方式」を採用。REITとは異なり、投資元本評価がキャピタルマーケットに影響されず、ボラティリティ(価格の変動率)が低いことも投資家には魅力だろう。

同社は「一般的にハードルが高いイメージの不動産投資にクリアルが効率的で楽しく、安定的な不動産投資プラットフォームを提供することで、誰でも手軽に始められる不動産投資を実現する」としている。

今後、ホテルやレジデンスの他にも、ヘルスケア分野の不動産物件(有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅)や、保育園等の社会的必要性の高い投資物件のほか、完成物件や開発案件の他、リノベーション案件といった様々な魅力的なプロジェクトを組成し、初年度で100億円のプロジェクト成立を目指す。

第1号大型案件は、日本でも人気が高くインバウンド需要も取り込む観光地である浅草エリアに位置する新築ホテル「ホテルアマネク浅草吾妻橋スカイ」を予定している。投資した投資家には、ホテル運営オペレーターである株式会社アマネクが運営する全ホテルにて使用できる宿泊10%割引優待券を配布する。

今後も、従来小口での投資ができなかったような商品をリリースし、投資家が自らポートフォリオを構築し、不動産投資を楽しむことができるプラットフォームを提供していく。

また、不特法2号免許での電子取引業務の許可を取得したことにより、他不動産会社が展開する不特法1号免許商品もクリアルで募集可能となる。さらに自社商品だけでなく、他の不動産会社の展開する案件の資金調達を支援することにより、不動産金融商品のプラットフォーマーとしての成長を目指す考えだ。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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