物流不動産ファンドに少額投資ができるサービスは?2社を比較して紹介

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ソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングなど投資型クラウドファンディングの中には、物流関係の不動産に投資できるサービスがあります。

物流不動産ファンドへの投資を検討している方向けに、本記事では物流不動産ファンドの特徴と、物流不動産ファンドに投資できるサービスサイト2社を紹介します。

※本記事は、投資家への情報提供を目的としており、特定商品・銘柄への投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. 物流不動産ファンドとは
    1-1.倉庫など物流施設に投資できるファンド
    1-2.収益が見込みやすく、市場の成長が期待されている
  2. 物流不動産ファンドに投資できる投資型クラウドファンディングサービス
    2-1.CREAL(クリアル)
    2-2.FUELオンラインファンド/a>
  3. 物流不動産ファンドを扱う2サービスを比較
    3-1.利回り(予定分配率)を比較
    3-2.損失リスクへの対策を比較
    3-3.募集件数を比較
  4. まとめ

1.物流不動産ファンドとは

物流不動産ファンドとはどういった種類の不動産を扱うのか、またどういった特徴があるのかを説明します。

1-1.倉庫など物流施設に投資できるファンド

物流不動産とは、倉庫など流通に関する施設の不動産を運用対象とするファンドです。不動産ファンドの多くは、マンションやアパートなどの居住用不動産やホテル、テナント用の不動産施設であるなど、一般の方でも利用する建物・施設への投資が主流となっています。

対して物流不動産ファンドでは、湾岸にある海運倉庫や都心から離れた場所にある流通センターなど、一般の方が直接利用することが少ない不動産施設を運用対象としています。法人向けの不動産であることから投資規模が大きく、個人投資家では保有して運用することが非常に難しい不動産であると言えます。

不動産投資型クラウドファンディングでは、多数の投資家が出資することで投資規模の大きい物流不動産へ間接的に投資を行うことが出来ます。

1-2.収益が見込みやすく、市場の成長が期待されている

住宅・オフィス・テナントなどと比較して、物流施設は規模が大きく、契約期間も長くなる傾向にあります。また、施設を拠点としてビジネスが展開されるため、他の業種と比較してテナントの入れ替えが少ないという特徴もあり、物流不動産は収入が見込みやすく、他の不動産物件への投資と比べて低リスクの運用が期待できます。

また、物流は将来的な市場の成長が期待される分野とも言えます。スマートフォンの普及によって、Amazonや楽天といったEC市場は拡大し続けており、日本のEC市場の市場規模は2019年時点で約19兆円、10年で約2.5倍に拡大している状況です。また、物販に限った場合でも市場規模は約10兆円と、非常に大きい市場であることが分かります。

2.物流不動産ファンドに投資できる投資型クラウドファンディングサービス

では、実際に物流不動産ファンドに投資できる投資型クラウドファンディングサービスをご紹介します。

2-1.CREAL(クリアル)

ESG不動産投資クラウドファンディング「CREAL」CREAL(クリアル)は、2022年4月に東証スタンダード市場に上場したクリアル株式会社が運営する不動産投資型クラウドファンディングです。

CREALでは、過去に不動産物流ファンドを取り扱ったことがあります。運用対象は神奈川県綾瀬市の自社施工物流倉庫であり、利回りも年利5%以上と同社のマンション運用案件と同等の数字です。

ファンドの募集件数はまだ1件のみと多くはありませんが、その際の募集金額は約11億円と大きく、募集期間中は投資機会を得やすいファンドと言えるでしょう。

※CREALでは、下記ページ経由で新規に投資家登録やファンドへの投資を行うと最大50,000円のAmazonギフト券がプレゼントされるキャンペーンを開催中です。詳しくはCREALのキャンペーンページでご確認下さい。

2-2.FUELオンラインファンド

FUELオンラインファンドFUELオンラインファンドは、FUEL株式会社が提供するクラウドファンディングサービスです。

FUELオンラインファンドが提供するサービスの一つである「CRE Funding」は、東証プライムに上場しているCREグループが運用に関わる物流不動産の融資型クラウドファンディングサービスです。物流物件を専門とする東証プライム上場の不動産会社の株式会社シーアールイーが案件の組成を担当し、投資型クラウドファンディングのシステム開発など行うFUEL株式会社によって運営されています。

対象不動産はすべて物流不動産となっています。運用対象は郊外などにある広大な物流倉庫です。案件の利回りは年利で2~3%前後が多く、他の投資型クラウドファンディングと比べるとやや低めの水準となります。一方、東証プライム上場企業が運営に携わっていることもあり、多くの投資家に利用されています。

3.物流不動産ファンドを扱う2サービスを比較

CREALとCRE Fundingという物流不動産ファンドを扱う2サービスを比較してみましょう。

サービス名 利回り(年利) 運用期間 資産保全対策 募集実績
CREAL 5.5% 24ヶ月 クリアル株式会社による劣後出資 1
CRE Funding 2.2~3% 3~24ヶ月 マスターリース契約による賃料
株式会社シーアールイーによる保証
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3-1.利回り(予定分配率)を比較

過去の募集案件の利回りを見るとCREALの方が高くなっており、CRE Fundingの利回りの水準は他社の投資型クラウドファンディングサービスと比べてみてもやや低い水準であると言えるでしょう。

次は運用期間を比較してみます。CREALの募集実績は1回のみであるため、運用期間は24ヶ月のみとなっています。一方、CRE Fundingは3ヶ月という短期案件から24ヶ月と長期案件まで幅があります。

3-2.損失リスクへの対策を比較

CRE Fundingは貸金を行うソーシャルレンディング、CREALは不動産運用を行う不動産投資型クラウドファンディングであり、資金運用の仕組みや適用される法律が異なります。よって、資産保全対策にも違いが見られています。

CREALは売却時の投資家の損失を避けるために劣後出資を行っています。劣後出資とは、定められた一定の割合について投資の損失を運営会社が負担することを指しており、売却時に損失が起きても損失はその範囲内であればCREALの出資分から計上されます。

CRE Fundingでは、マスターリース契約を結び、空室でも一定の賃料を獲得できるようにしています。また東証プライム上場企業である、株式会社シーアールイーが保証を設定しているので、返済時の債務不履行が起きても株式会社シーアールイーが倒産しない限り発生しません。投資家への分配と返済に対し、それぞれ対策を行っています。

3-3.募集件数を比較

募集件数については、CREALは物流不動産専門ではないこともあり募集件数は1件のみ、対してCRE Fundingは物流不動産を専門に扱うソーシャルレンディングであり、過去13回の募集実績があります。

募集頻度については、物流不動産を専門的に扱うCRE Fundingの方が多いということが分かります。CREALでは募集頻度が非常に少ないため、先に登録を済ませておき、募集機会を逃さないように準備されておくと良いでしょう。

まとめ

今回は、倉庫など物流不動産を扱う二つの投資型クラウドファンディングサービスを紹介しました。物流不動産は低リスクの運用が期待できる反面、リターンが低く設定されていたり、募集頻度も多くないことから、利回りよりも手堅く収益を増やしたい人に向いている投資対象と言えるでしょう。

また、物流不動産に投資できる2社を比較してみると、利回りが高めのCREALと手厚い資産保全対策が設定されているCRE Fundingと、それぞれに特徴があることが分かってきます。なお、2社は不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディングという資産運用の方法が異なる点にも注意しておきましょう。

自分がどれくらい資金を運用できるのか、どれくらい投資による収益を獲得したいかなど、リスクの許容範囲とリターンの目標をしっかりと見極めて、投資対象を選んでいきましょう。また一つの案件に集中して投資するのではなく、複数のサービスや投資分野に資金を分散することで、リスクの軽減も同時に行っていきましょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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